会社的には上期の末、ということもありつつ、それだけじゃない忙しさは8月から続いており、そこに憩室炎の突発的休みも加わって、とにかく9月は忙しかった。朝はだいたい8時15分くらいには会社に到着して(始業は9時)、だらだらと溜まるメールをまず整理して始まる一日は終了するのがほぼ21時。12時間近い労働を終えて、家に帰れば23時前後。こんな毎日に朝夕自転車乗ってれば48歳の体にはそれなりの疲労もたまるわけで、そこに持ってきて土曜日練習のスタートがこの時期6時半ってのは、これはもう言わずもがな。大変ですがな。
二度寝を要求する脳みそにむち打って寝床をはい出し、トースト二枚を胃袋に押し込んで慌ててスタート。ブチルチューブのチューブラーを当てにしたのがよくなくて、おそらくは空気圧がよろしくなくて、どうやらどこかでスローパンク。微妙に重い感触と、粘り着くステアリング。集まってスタートはしたものの入間大橋の信号で何となくタイヤを触ってみれば案の定、ぶにぶに。サイクリングロードをお降りたあたりで宇津さんに、離脱を告げて、タイヤを診る。即ぺちゃんこってわけでもなさそうだったので、猫の●んこくらいしか覗いていないリヤのバルブにミニモウフをかませて小島よしおポーズで空気を押し込んでいると、そこにロードのおじさんが帰ってきて、大丈夫かと声をかけてきた。なんと止めていた農家の世帯主。ありがたいことに空気入れがあるからこっちに来い、という。お言葉に甘えて奥に行ってみれば、トラクターなど並んだ納屋にコンプレッサー始動なのである。が、しかし。本人はこれで自分の始めたばかりのロードには空気を入れている、というのだが、どう見ても口が合わない。何度か試してみたが結局空気はまともに入らず、恐縮するおじさんに、さらにこちらも恐縮して、礼だけ言って、元の場所でとりあえず走るだけは走れるほどの空気を入れて引き返す。バルブの締まりでもわるかったんだろうくらいにしか考えていなかったが、その後も時間ごとに空気は減圧し、止まっては足し、止まっては足し。松下なんぞに言わせれば、チューブラーはよほどのことがない限りパンクなんかしねぇ、そうなのだが。
ま、睡眠不足なところ、早く帰って息子たちの相手でもしろってことで。
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