デビューである。昨日無理を言って仕上げてもらって小雨の中引き取った新車。本気で乗るのは今日が初めてである。物見山の練習会案内には、すでに状況を知っている同じVXRS松下氏から「新車効果を確かめる、、、」との書き込みもあり、気を抜くわけにはいかないプレッシャーである。気温も上がるという予報を信じてシューズカバーは無しで家を出る。手袋はさすがに長いの。思ったより空気は冷たい。
荒川までの道中は、抜け道ばかりなのでそれほどのスピードでもなく、いまいち新車の実感が沸かない。荒川運動公園にはどうやら一番乗りで、よっぽどうれしい子供みたい。その後集まってきたメンバーからは、しげしげと、こう来たかとのまなざしが痛い(気がする)。どうやら言い訳のできないものを手に入れてしまったらしい。
さて入間大橋を抜け、車道に出て先頭交代がはじまり桜田巡航スピードが30km台後半に乗ってくると、ん?伸びる。まっすぐ伸びる。ロードレーサーである以上、高速域に入らないとその実力はわからないのは当然か。メルクスは自分のブランドの自転車は、100kmで下ってみて初めてよさがわかると言ったとか言わないとか。
物見山に到着。大東大の二段坂、抑え目に登ってみたがなかなかいいんじゃない。トルクのかかるペダリングでもヨレずに進む。軽さがちがう。EV3は確かに軽く、しゃきしゃきとしていたが、比べると独りよがりに軽いという感じ。「僕は軽いけど、それが何か?」って感じ。VXRSは「僕が軽い分、あなたの重さも面倒見ましょう」って感じ。タバコでたとえればキャスターマイルド。軽い軽いとは言ってもマイルドセブンライトは、味気なく軽い。しっかり味もありつつ軽い吸い口のタバコって感じだな。だけじゃない、TEIJIN。わかんねぇか。
周回始まって下り。今まではビビリ入っていた箇所である。Timeのフォークの本領発揮。安心して60kmまでスピードが乗せられる。うれしい。こんなに快適なくだりはハジメテカモ♪
実感わいてきた。ジンワリとうれしさがこみ上げてきました。つづく。
VXRS、納車おめでとーございます(^Д^)次にお会いするのが楽しみです。TIMEのフォークはやっぱり良いのですね。一度使ってみたいものです。筋トレでお悩みのようですが、レースに必要な「基礎建築」は充分にできたのではないでしょうか。家で週1~2回、腕立て・スクワットでもやればある程度維持できると思いますよ。
投稿情報: まっする | 2006年3 月12日 (日) 21:12