由紀はオクマから無事自走できただろうかなどと考えつつ、teamCRSの二人にフィリップと4人、スピードをキープしてゴールへ向かう。お互いかぶってゴールするのは止そうと声をかけ、ジッパーを上げ、ジャージを整え気を落ちつけて姿勢を正し、右手を挙げてガッツポーズでゴールラインを通過。4時間4分35秒で完走者205名中107位。2年越しの完走を果たしました。先にゴールしていた垣見さん、盛永君が駆け寄ってくる。抱き合ってお互いの健闘をたたえあう。嬉しい。こんなに嬉しいことはめったにない。
だがしかーし。由紀がいない。道に迷うことはあるまい。まさか、どこかで事故っているのか?。右手に目をやると市役所側からゴールを通過する選手の波に横切るタイミングを計って自転車を押している姿を発見。「おーい」と声をかけると目が点である。この時間でのゴールは想定外に速かった、らしい。ゴール後のために冷たい水を買いにコンビニへ行き、そのままそばで黒猫と遊んでいたらしい。。。。。。。待ちわびたはずの僕のゴールシーンは猫に負けたのであった。。そこへ渡邉さんが来た。手には立派なデジカメ。なんと幻かと思われた僕のゴールをばっちり撮っていてくれました!有難うございます。
そんな脇を続々と豊嶋さん、konaさん、我妻さん、森川さん・・・とゴールしてくる。一緒に練習したり情報交換したりした面々。なんだかとってもうれしい。森川さんは骨折からの復活だ。すばらしい精神力だ。白いLOOKに乗り換えたその姿はなにかツキモノが取れたように清清しい。猫も今頃喜んでいるに違いない。
とっくにゴールした皆さんとレースの余韻に浸りつつ車座になって食事。昼食引換え券を出そうと思ったら「出走確認票」が手元に残っていた。。。。どうやら僕は空気入れとして、この130kmを走ったらしい。200km4位の奈良さん、初200参加で16位!の大浜さんを中心に、みなさん話はつきないところ、僕は隣のテントでcompexお試し。リカバリーモードでフトモモぴくぴく。あな気持ちよろし。欲しいけど、高価すぎるのでアンケートだけ答えときました。夕方の打ち上げの確認をしてひとまず解散。そこへアヤーノさんがやってきて、僕ら二人の写真を撮ってくれました。重ね重ね有難うございますです。かりゆしまでゆっくり自走。途中58号から自動車道に迷い込んでびびったが無事到着。急いでお風呂に入って、と思ったら脱衣所で戸田監督と遭遇、裸のまま立ち話の後、さっぱりと汗を流して、タクシーで打ち上げ会場へ。節制から解き放たれて、美酒です美酒。びしゅびしゅ。オキナワには来てない人たちも含めこんな私の出稽古を受け入れていただき、一緒に練習した皆様にはホントに感謝の言葉もございません。S(サド、ではない)な人々に引きずりまわされたあの丘、この丘、あの峠。まずは満足できる結果となりました。由紀もたのしく会話に混ぜていただき、非常に楽しい打ち上げでした。
2年越しの完走おめでとうございます!
レポート、一気に読みました。
年賀状、楽しみにしてますね。(^_^)
投稿情報: yokochan | 2006年11 月14日 (火) 21:56