栗原だより

ふるさとは

昨日は、高校の同級生たちとの飲み会だったので電車。当時、特に仲がよかったと言うわけではないが、数年前から東京にいる者同士連絡を取って、たまに会っている。同級生というだけで意味もなく気楽なのはなぜでしょうか。「どうしても今日中に見積もりを」とかなんとかいうわがままなお客のリクエストに応えているうちに、約束の時間に1時間近く遅れてしまったが、閉店までの2時間あまり、気楽なお酒。高校受験の娘から、全国高校偏差値ランキングなるものを見せられて、我等が母校がたいしたことないねと、笑われたとかなんて話もあり、田舎の進学校の栄光は遠くなったようだ。話は尽きないが、てっぺんになる前には帰宅して、就寝。konaさんのいうとおり、赤い飲み物がメインだったためか、かなり熟睡。楽しい酒であったことも要因なのか、二日酔いの気配はナシ。若いころは赤ワイン飲むと、ひどく酔っていたのに、不思議。

今日は少し暖かくなる（3月並）との予想のとおり、強烈な冷えはない。顔に巻いてるマスクも高円寺あたりで脱いだくらい。西麻布と、会社のそばであわせて2円拾ったし。

意味ないじゃん。

毎日毎日、僕らは鉄板にょ！。って、日々朝の天気予報では、決まり文句のように今年最高の冷え込みって、いつまで冷え込み続けるのか、このままだと8月にはマイナス30℃だよなって、ばかばかしいことも口をついて出るくらい、今日もひたすら寒い。電車にしようかなーなどと弱気の虫がうごめきだしたところ、NHKのニュースに映る、見慣れた道の風景。「歩道での自転車と歩行者の事故の増加を受けて、杉並区では自転車専用道の実地テストです」だそうで、早稲田通りから阿佐ヶ谷駅寄りの中杉通りに、コンクリートのはかまをはいたガードレールで車道を分断している。と、そこまではいいのだが、映像をよく見ると、これが設置されているのは片側車線のみ。駅から早稲田通りに向かう車線には設置されていない。放送を見ている時間内にも、この狭い自転車道を逆走する自転車がチラホラ。これは由々しき事態だとさっさと着替えて自転車でGO。現場についてみると、案の定、この自転車レーン内に、「→」と「←」の両方向の矢印がプリントされているのである。まったく分かってないのである。車道の逆走を容認しているのである。「自転車と歩行者の事故の増加」の一番の原因は、自転車を歩行者の延長としか考えなくなったバカな日本の道路行政であり、「車両」としての扱いを見直すことが大前提だというのこのザマである。そのうち、駅へ急ぐサラリーマンやOLや、この通り脇にある保育園に子供をつれて乗ってくる親たちの流れに対して、逆走してくる、通りの裏手にある学校へ急ぐ高校生どもが衝突事故を起こすのがオチである。もともとの第一車線を8割くらいをツブして作ったこのレーンの残りの2割くらいは、私にとっては絶好の走行レーンとなっていて、ここを走っていたら、監督のおっさんが、「自転車レーンをはしってくださーい」と絶叫していた。当然ながらこの隙間も原チャリの絶好のスリヌケスペースになるのが目に見えている。しかも今朝見た限りでは、このレーンをケータイを見ながら走っている高校生は見逃されていたし（きっちり私が注意したが）、ホントにお役所やケーサツのやることは、カタチだけで中身が伴わないものである。本気でやってるつもりか？この実験。意味ないぞ。

絵ゴコロ

大学の同級生と、後輩からそれぞれグループ展と個展のお知らせが来ていて、場所も吉祥寺と西荻だったので、まとめて見に行くことにした。昨日走った後にでもと思っていたのだが、赤ん坊を連れての外出は、準備にも時間もかかれば、帰りも早めにしなくてはとか、なかなか大人の都合では行動できないもので、○イゾー議員のように、二ヶ月の子を置いて食事にいけるような神経は持ち合わせていないので、午前中から準備して出発。同級生のほうは、既に年季の入ったプロのイラストレーターであるが、後輩のほうは日ごろの生活の中で作った時間で描いた初の個展。こんな僕でも昔は自分で筆を動かし、ヘラを操り、絵を描いたりオブジェを作ったりしたものだが、グラフィックデザイナーとしてヒトからの依頼を受けて「商業デザイン」を垂れ流すことを長く生業としていると、ココロのそこから「創りたい、描きたい」という気持ちが擦り減っていく。こうやって「自分の絵」を描いている姿は羨ましくもあり、刺激にもなります。二つの展覧会を堪能したあとは、やはり西荻に住む後輩のお家にオジャマ。航より一ヶ月早く生まれたここんちの男の子と半年振りにご対面。6ヶ月半にして、バナナを1本食べてしまうそうでびっくり。強い体は太い食から、ですかね。月齢が近いといろいろお互いの反応が面白いですが、こうしてみてると、ウチの息子は、あまり周囲に動じない、なんとなくマイペースで頑固なヤツな気がしてきました。

ウチの猫は結露をなめるんです。

阿佐ヶ谷の消防車騒ぎは、やはり火事だったようで、美容院のベランダの従業員喫煙コーナーがどうやら火元らしく、まあやっぱりタバコなど、肺ガンとか言ってる以前にろくな事は無いものだ。元大洋の加藤も若いのに肺ガンで亡くなってしまったのはお悔やみ申し上げるが、プロ野球ってそういえば昔はベンチでタバコ吸ってたしなあ。まあ、ワタシとしてはやめて良かった、やめるきっかけになったのは自転車だし、自転車に感謝多謝。なんてそれも少しずつエスカレートして、週末にびっちり練習をするような生活になってからというもの、金曜はなるべく早めに仕事を切り上げてとっとと帰宅して早寝して、早朝の練習に備えたい！とは思うものの、宗は問屋が卸さない、瀬古は小売が仕入れない、なかなかうまくいかないのであるが、ありがたき遅出隊の案内が出ていて、ここはやっぱり行かない手はない。というか正月2日、3日と乗った後、ハラにキテ休み、親が来て休み、ブツ練は２週間ぶりなのであり、ここらでまともに走っておかないと、ダメダメ加減もいい加減にしないと。って感じ。集合場所へのアプローチでは片山で1円拾ったりしながら。さてスタート後は、意外と風も出てきて、信号とか、踏切とか、年度末どうでもいい道路工事中の行き違い通行案内のヘマとか、ふとしたことで集団が乱れてしまったのはちょっと反省。午後から用があったので、お山に向かう皆さんと別れて、ワタシは亀ローでリターン。早出組で既に足が終わっている（はず）の上村さんとランデブー。終わっている（はず）なので、やはりここはワタクシめが多目に引かなくてはと小さく誓ったのですが、所詮追い風基調。多めに引きますよ的発想が我ながらせこい。玉クリオンシーズンな上村さんのほうこそ、こんなワタシのペースにあわせていただいてるようなもんで、さくさくと回して帰還。朝目が覚めたときは、寒いしなー、眠いしなー、サボっちゃおうかなーなんて頭がぐるぐるしてましたが、やっぱり一緒に走る仲間がいるということはありがたいと噛み締めつつ、お昼の蕎麦用にかき揚をいなげやで買って帰宅。出かける用は結局明日に順延したものの、午後からは航を散歩に連れ出したりの子育てタイム。ま、人生とは今しか出来ないことの連続であって、それもそれ、これもこれと、サッシの窓枠に滴る結露を拭きながら思うのでありました。

あっちもこっちも

雪の降ったあとは、雨。起きると路面は湿っているものの予報も晴れだし、陽も差してきているようで凍結の恐れもなさそうなので、自転車でGO。路面もそこそこ乾いてるかと思っていたら、意外に都心に迫るほど濡れている気がする。それだけ建物が立て込んでて日陰がちってことなのでしょうか。夕方はちょっとしたお勉強に銀座へ。終わって田町に戻ってくると駅のエスカレータが使えなくなっていて、ボンベを背負った消防隊員がたくさん。モーターの焼けるようなニオイが充満していて、いったい何事でしょうか。駅前には消防車もたくさん。20時過ぎに会社を出て青梅街道を中杉どおりに入る阿佐ヶ谷の横断歩道脇で10円拾って、ルンルン気分で走っていると、こっちにもボンベを背負った消防隊員が。通りの両脇にはやはり消防車がびっしり。なんだったんでしょうか。煙らしきものは見えませんでしたが。新青梅に入ると、気温はぐっと下がってきて、足先、指先が痺れてきます。縁石脇の細い水溜りを前タイヤでつついてみたら凍ってましたよ。明日の栗原の最低気温はマイナス４℃だって、なんだよそれ。

この雪では

ようやくというか、いまさらと言うか、予報どおりに雪が降る。さすがに自転車通勤は無理なので、西武池袋線で。電車って楽チンですね。少し寝ましたｚｚｚｚｚ。

2008年初

このところ、まったく拾っていなかったお金ですが、金曜朝から、早稲田通りに出たところで1円、その直後、中杉通りに入ったところで、また1円。西麻布の交差点では、マンホールのふたの模様に紛れた5円玉をGET。トータル7円。と思ったら、帰り道に青山通りに出るところの交差点でさらに1円。2008年は、8円で始まりました。なお、寒くて途中で手袋はずして撮影する気になれなかったので、写真は室内です。あしからず。

さてさて、激寒のなか、皆さんビシビシ走っておられるようですが、下関から両親が出てくるため、週末の練習はナシ。金曜に上京して、昨年クリスマスイブに産まれた兄のところの女の子とご対面、土曜からは我が家にやってきて、航の相手をしてもらいながら、2泊。夏に生まれたとき以来なので約半年ぶり。あのオヤジが、飽きもせず、ニコニコと目じりを下げて、赤ん坊と遊んでいるさまは、ちょっと不思議。孫パワーはすごいですね、あらためて。

少し

仕事に追い回されてグロッキー気味。。。これってオレの仕事なのかなあ的なミッション。と、この場でそんなことを言うのはよくありませんね。今日もスーツのために電車通勤なのもよくないのかも。

三連休

初日は雨でしたが、残り二日は、走ろうと思えば走れる天気でしたが。さぼりました。だって寒すぎだもの。筋肉こわばって動けまへんです。そのかわり、おうちのことがいろいろと片付きましたよ。 ちぇ、弱いか。

予報はずれて

引っ越してそろそろ1ヶ月。新しい土地に住む楽しみのひとつに、近所の地理関係、道路関係がだんだん分かってくることがある。以前下井草に引っ越したときは、周囲の道のあまりの整然とした碁盤の目状態にかなり驚き（その昔道を整備したおっさんの銅像がどこかにあるらしいが）、最初はよく迷った。少し方向音痴かもしれない。ここ栗原でも、あ、この道ってこんなところにぶつかるのねーとか、あらここのあたりは、こんなに公園がいっぱいあるのかとか、まだまだ探検することがたくさんあるのでした。そんなわけで16kmじゃ物足りねぇなんて思っていたくせに、片道27ｋｍともなると少しは近道したくなるもので、ウチを出てから新青梅に出るまでのルートを模索した結果、片道は26.3~5kmくらいに落ち着いたみたい。

今朝はそこそこに冷えており、夜半から崩れてくるような予報もあったりしたので、こっそり電車かなーと弱気に傾いていたら、由紀が「明日雪かもで、乗れないんだったらなおさら今日は自転車ね！」って、ばっさり。ひえーありがとうございます。と、ところがー。9時過ぎに会社を出てみると、ぽつぽつとそれなりの雨粒が！。過ぎたるは、かおのない杉田かおる、張り切りすぎたかと後悔したが、いまさら引き返すのもナンなので、ハラを決めて漕ぎ出すと、雨足は強まることも無く、代々木に出るころにはすっかり上がってくれて、ほっとして帰りました。それにしても夜道の逆走ヤローは減りませんね。