絵ゴコロ

大学の同級生と、後輩からそれぞれグループ展と個展のお知らせが来ていて、場所も吉祥寺と西荻だったので、まとめて見に行くことにした。昨日走った後にでもと思っていたのだが、赤ん坊を連れての外出は、準備にも時間もかかれば、帰りも早めにしなくてはとか、なかなか大人の都合では行動できないもので、○イゾー議員のように、二ヶ月の子を置いて食事にいけるような神経は持ち合わせていないので、午前中から準備して出発。同級生のほうは、既に年季の入ったプロのイラストレーターであるが、後輩のほうは日ごろの生活の中で作った時間で描いた初の個展。こんな僕でも昔は自分で筆を動かし、ヘラを操り、絵を描いたりオブジェを作ったりしたものだが、グラフィックデザイナーとしてヒトからの依頼を受けて「商業デザイン」を垂れ流すことを長く生業としていると、ココロのそこから「創りたい、描きたい」という気持ちが擦り減っていく。こうやって「自分の絵」を描いている姿は羨ましくもあり、刺激にもなります。二つの展覧会を堪能したあとは、やはり西荻に住む後輩のお家にオジャマ。航より一ヶ月早く生まれたここんちの男の子と半年振りにご対面。6ヶ月半にして、バナナを1本食べてしまうそうでびっくり。強い体は太い食から、ですかね。月齢が近いといろいろお互いの反応が面白いですが、こうしてみてると、ウチの息子は、あまり周囲に動じない、なんとなくマイペースで頑固なヤツな気がしてきました。