効く！

自転車で通う毎日になってから、そして、距離がぐっと増えてからは、めっきりお酒を飲むことも減り、中でも会社帰りに同僚と一杯、なんてことは、その本質からバカバカしくなってしまい、自転車云々とは別のレベルでヤメ。年に数回、忘年会とか、客先との懇親会、とか、あらかじめ日程が決まっていて、サボるにサボれないときだけ、しぶしぶ。先週の金曜日は数すくないそんな日で、１９時過ぎから田町でおっさんばかり８名でお酒。お開きのあと、そのままお客さんと一緒の山手線に乗り込むのも気が引けたので、もう一軒、昔のなじみだったお店に３０分ほど時間稼ぎして深夜に帰宅。もともと酒は弱いほうではないと思ってはいたが、飲酒量が減るに比例して弱くなるものらしく、二日酔とまでは言わないが、どんよりとした土曜の目覚め。しかしそんな大人の事情はお構いナシなのが４歳児。もてあました元気をこちらにぶつけてくるもんで、だるい体に鞭打って相手をする。
で、土曜は土曜で、年に一度、大学時代の恩師の命日に合わせて集まる同窓会のような飲み会があり、夕方から吉祥寺へ。気の置けない連中でのお酒はやはり楽しい。量もほどほどにて、それでも寒さも厳しく、夜の帰宅は辛い。
面倒で風呂に入らず寝てしまい、翌日曜日も、航の要請で、踏み切り見物やら、凧揚げやら、朝からもう大変。もっとも凧揚げについては絶好の風が吹いて、途中、ゲイラカイトを持ってきたほかの親子がいたが、手作りのワタシの凧ほども揚がることもなくいそいそと退散していったくらい、よく揚がってくれて気分は良かったのだが。日差しがなくなって気温がぐっと下がる夕方まで、「まだ見足りない電車」を見るためにママチャリで先導。これがねー、４歳児にとっては一生懸命漕いでる自転車でも、私にとってはほとんど負荷のかからない、ゆるい状態で、とにかく体は冷える一方。やばいやばいと思っていたら、案の定、夜あたりから腰痛が出てきて、月曜の朝にはかなりまずい状態。とにかく何かをつかまないと立ち上がれないような状態で、二本足で歩いて入るものの、その姿は、二足歩行のゴリラ状態。駅までの道中も、迂闊に段差を踏み違えると、ズキーンと。休めない仕事の状況で、よたよたと出社して片付けるものは片付けて、火曜の朝にはやっとの思いで、いつものノーブルビルクリニックへ。半袖のポロシャツ一枚の先生は、いつもの軽い調子で、てきぱきと腰筋炎との診断を下してくれて、ロキソニンと例のモーラステープを処方。昼休みに会社で腰に二枚貼り付けて、夜は入浴後に、お尻方面にずらして二枚貼りかえて寝たところ、今朝火曜の朝には、かなり回復。ばっちり輪通も復活。すごい効き目だなモーラステープ。