8月23日

結局櫂は、真夜中の12時過ぎに起きてしまい、おんぶしようが抱っこしようが寝る気配がなく、2時くらいまでご機嫌に遊んだ後、ようやく寝た。で、また5時過ぎには起きて、またしても早朝のおんぶ散歩に出る。
我が家から坂を下りた場所にあるおうちのおばあさん（以前航にゴーヤやら、トウモロコシやらをくれた人）が、毎日朝から次男をおんぶしている私の姿に勘づいて、「お兄ちゃんは？」と聞かれてしまった。話をすると決まって皆さん、あんなに元気だったのに、と言われる。「今」の状況を語るのはかなり気持ちを持てるのだが、こうなるまでのいきさつ、を説明することになると、自分の情けなさに涙が出てしようがない。
「私も、背骨を悪くして、寝たきりになる、って言われたのに、何くそって、こうやって元気にしてるのよ、必ず坊やも大丈夫」と励まされる。

櫂もすっかり起きたので、昨日義母が作ってくれていた焼きそばを朝食にして一日をスタート。今日は住民票をとって、その足で朝霞の保健所で、費用負担云々の申請、その戻る足で、幼稚園に説明に行き、午後は昨日案内されていた保育室の見学と忙しい。洗濯を済ませ、ようやく9時過ぎに家を出て順番に要件を済ます。幼稚園では今後どうするかを相談したが、義務教育でもなし、「休園」と言うことにもできず（在籍している以上、費用がかかる）、おそらくは退園、元気なったときに、再入園と言うことになるだろう。
一旦帰宅。昼食後、今度は保育室の見学。小さなマンションの一階をこぎれいにリフォームして、広々とした空間。お金は別にして、まあ、大丈夫だろうという印象。9月半ばくらいから、うまくペースが回ればいいかなという淡い期待が。移動中、自転車の前座席で風に吹かれてひたすら眠った櫂は、夕方も機嫌がいい。こちらはスパゲッティでもゆでるか、と思っていると、またお隣から声。今日も申し訳ないことに差し入れをいただく。その中にあった、湯むきしたプチトマトを指さして櫂が騒ぐ。目の前のお皿に置いてやると、わしづかみにして食べる食べる。こうやって、毎日過ごしてみないと、何が好物だとかわからないな、まったく。食べ終わる頃、やはり逆隣からも、切干大根の煮物をいただく。

由紀にもろもろメールをして、櫂を風呂に入れて、おんぶして近所を散歩して眠らせて、静かに布団に降ろして。9時前に素直に寝付いた。

Comments

[投稿情報: 大木]

泣きながらでもいいからシッカリ食ってくださいね！
オヤジが倒れたらあきまへん。ナニクソですね。