昨晩早く寝すぎた櫂は、案の定夜中12時あたりに起きそうになったのだが、とんとんしてどうにかごまかし、明け方5時半まで寝てくれた。こちらも対処方法のバリエーションができてきたせいもあるが、彼なりに状況を感じて、逞しくなってくれている気がする。起きてからは、もりもりと食事をし、お昼までにうんちもなんと三回!。食べるものを食べ、出るものが出てくれれば気が楽になる。
それにしても今日も殺人的に暑い。
午後から義母のヘルプで、病院に向かう。着替えやそのほか今日は30lのdeuterが満パン。蓮田駅に着くと、運悪くバスの時間まであと25分。乗れば8分程度のところ、さすがにタクシーももったいない。航と普段駅やデパートでエスカレーターには元気な人は乗らないんだよ、と言ってる手前、いっちょここは歩こう、と決める。ちょうど蓮田駅前からお祭りらしく、沿道にはずーっと縁日が出て、子供がダンスしたり、賑やか。こんな炎天下をリュックの大荷物背負って歩くなんて、7年前にツールを観戦に行った時以来かも。
歩くこと25分、汗だくで到着。病室に入ると、膀胱への管による排泄がうまくいってるようで、先日の浮腫んだ顔がウソのようにスッキリしていた。ウチにあるベビーベッドよりも狭く、柵も高い、まるで牢屋のようなベッドから降りたい降りたい、散歩に行きたいと喚く航を何とかなだめすかすが、きかない。無理もない状況に可哀そうで仕方がない。可哀そうだが、仕方がない。辛抱だ。
櫂の保育の相談や、着替えなど整理し、帰り際には落ち着いて話もできた。航も穏やかな表情になってきた。
帰宅して様子を義母にも報告。嬉しそう。櫂は由紀が作った折り紙の風船が楽しそう。いやなんといっても私が嬉しい。この調子で頑張ってほしい。義母を見送った後、櫂を風呂に入れて、夜のおんぶ散歩で寝かしつけ、小さな爪を切る。ひとまず、今日は終了。
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