昨晩は由紀が帰ってきて、櫂の添い寝は交代だったので、ベッドで朝まで熟睡。体力温存。7時半に起きて、洗濯などしている由紀に、余ったご飯で弁当用のお結びを握る。私の朝食後、由紀は予約していた麻疹の予防接種を受けに行き、そのまま航の待つ病院へ。
下関にいる姉から今週末こちらに来るとの連絡をもらっていたのだが(当初はお見舞いにも行くつもりだったが、到底そんな状況ではなく)、今日のお昼にうちへ来た。今までの話を詳しくして、だからどうなるというものでもないが、少しは気も紛れる。7月に帰省した際に、母がずっと仕舞っていた(40年以上!!)僕が七五三で着た袴を、今年七五三の航にどうだろうかと試着した時に撮った写真をプリントして持ってきてくれた。この状況では叶わぬこととなってしまい、写真をみるだに、辛い気もする。昼寝の寝起きで泣いていた櫂もそろそろ慣れてきたころ、姉は帰った。見送りに行く足で、出来上がったと言われていた、通勤バイクをセオに引き取りに行く。セオのお兄ちゃん、ママチャリからロードまで、ひとりでキリキリとよく頑張ってるね。たぶん南口店より忙しいんじゃないかな。しばらく練習にも行けないし、今度TIMEのオーバーホールも頼もうかな。
由紀からのメールでは、航は高熱と下痢が続いているらしい。髪も抜け始めたらしい。早くどうにかしてやりたいが、どうしようもなくもどかしさばかりが募る。
姉をおくったあと、玄関脇に膨らましっぱなしだったビニールプールを洗って畳む。去年はさんざん遊んだのに、今年は確か二・三回しか遊ばなかったな、と淋しくなってしまう。夕方、櫂の靴下を買いに(保育室から汚れた時のスペアが、と言われて)西松屋へ。ここへきても、航が「給食ピカ」を一カ月制覇した時にご褒美だと言って、電車のおもちゃを買いに来たことが思い出されて淋しくなる。
この家から航の声がしなくなって、ほぼ一カ月が経った。半年かかるといわれているうちの、1/6。マラソンなら、7kmすぎ。入りの5kmを過ぎて、そろそろペースも安定する頃か。ゴールはまだ先だが、スタートからは、遠くなった。思い返してもどうしようもない。治療を信じて前を向こう、上を向こう。
コメント