そんなわけで、いつもなら僕が面会に行く土曜日だが、今日も由紀が病院へ。
櫂のほうが、鼻水がガビガビで(この冬はずっと)、朝一で由紀が受付順番をとった耳鼻科へ、タッチ交代で連れて行く。朝8時15分くらい、とにかく寒い。まったく雪を始末しようという意思のない道には腹が立つ。4番目という順番らしいが、前の治療が長引いていて意外に待たされている間、インフルエンザを疑う症状だという小学生を連れたおっさんが受付に来る。仕方がないが、いちいち神経質になる。なるべく遠くに離れて、奴らが別室に行くのを待つ。30分ほど待って診察室に入り、いつものように櫂を前に向けて抱っこして足を挟みこむようにして座ると、額帯鏡をつけて覗き込む恰幅の良すぎる院長先生(女性)のお腹が、僕の膝頭にメリ込んで来る。これまたいつものように鼻を掃除して、抗生剤と痰の薬を処方してもらって終了。そのまま櫂を抱っこして、いくつかお店を回って買い物をして帰ると、最後の曲がり際で、ここのおうちのお孫さんを、おじいちゃん、おばあちゃん、お母さんで遊ばせていた。櫂と同じ年の同じ5月生まれの女の子。航の様子など立ち話。ここのだんなさんも、とにかく優しい方で、お世話になっている。
村上の伯母(由紀方の)から、おかずが送られている不在票がポストに入っていて、再配達を16時までとお願いして待つ。いつもながら、本当に助かる。このおかげで、僕と櫂の普段の夕食は、電子レンジ頼みで済んでいるのだ。中身を確認して、冷凍庫にそれぞれ保存しなおして、ふたたび櫂を抱っこして、長靴を買いに出発。考えることはみな一緒で、先日の豪雪で、どこも在庫僅少。どうせスグ履けなくなるから、という由紀の意見もあって、スーパーの適当なヤツで決め。
休みの日のはずの土曜日も、こうしてほぼ一日中、11kgの赤ん坊を抱っこして過ごす。かなりしんどい。
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