ツール・ド・能登のような自転車のイベントとしてはぬる~い部類の物に参加してみると、いかに世の中「自転車を趣味」としていながら、その姿勢に真剣さのない人が多いかが良くわかる。毎年みかけるおねえさん、一向にやせるわけでもナシ、panasonicジャージでヘアバンドのこのおっさんも、去年より確実に太ってるし、たばこやめないし。父娘で参加のPルDンシャル部長さんペアも去年より太っちゃってるし。草野球やって、いい汗かいたつもりでビールぐびぐび飲んでるような勘違いなおじさんを筆頭に、別に自転車に限った話ではないだろうが。青梅マラソンクラスでも、本気で練習なんかしてないでしょうという「市民ランナー」はたくさんいるはずだ。ま、みんながみんなマジになることもないし、だからどうということもないのだが、6年前の僕もそんな人間の一人だったのだと思うと反省しきりである。
そんな反省のひとつにたばこがあるが、やめて丸5年、ちかごろよく思うのは、同じ喫煙者でも臭い人とそうでもない人がいるということだ。近頃はオフィスでも分煙化が進み、喫煙者はたいてい喫煙室に篭る。そうすると今までにまして燻されたような状態で席に戻ってくるため始末が悪い。猛烈に臭い。が、その程度に差があるのだ。たばこの臭いがつきやすい人は、なぜか口も臭く、ワッキーもきつい人が多い。一般にノネナール:オヤジ加齢臭のきつい人は単なる「汗臭いひと」ではなく、「代謝がおかしな人」なのだ。そんな人は往々にしてたばこの臭いもつきやすい。そんな人たちが結局なところ、どうなのかと考えてみるに、免疫力の弱い人なのだという結論にたどりついた。
体力と免疫力はけっしてイコールではなく、ガタイがあっても、妙に風邪を引きやすい人、ってのがこれに当たると思う。全部がよわよわな人は当然だけど。また年をとると免疫力は落ちていくもので、ジジ臭いのはそのせいだ。竹内久美子大センセーによるとシンメトリーな男は免疫力が強いらしい。自転車に乗るときはフォームに気をつけて、左右バランスのよいパラレル運動を身につけ、あなたもシンメトリーな男を目指そう。
追伸。しかしこんなイベントに出てくるトライアスロンかじりのおっさんって、なんで9割9分、ガニマタ漕ぎなんでしょうね。
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