夕方から、甥っ子の誕生祝のためと、天気もやや怪しいのでおとなしく荻窪駅へ。かなりな時間差なのでホームの混雑は少ないが、そこでなぜに僕に目をつけたか、初老の白人のご夫人が「Do you have a cellular phone?」ときた。肩に巻いたショールには食べこぼしのようなシミがあり、お世辞にもきれいな格好とはいえないものの、品のよさそうな雰囲気。怪しくはないなと思って「yes.」と答えると、知人に電話したいのだといって、アドレス帳のとある番号を指し示してかけてくれという。0・・・6165・・・・とあるその番号を指さしながら「ナナイチナナゴー」という。え?ロクじゃないのと思いつつ、外人の字は下手だし、書き方のクセもひどいし、本人が言うんだからとおもって、いうとおりにかけてみると当然ながら通じない(妙なところに通じなくてよかった)。悲しそうに肩をすくめるので、もう一回、今度はきちんと「ロクイチロク・・」でかけると、通じた。が、留守電。僕の乗る列車も来てしまうし、しかたなくバイバイ。ご婦人はホームに残った。別れ際に「コンサートはハママツにイキマース」と一言。ナンナンダ?!そのメッセージは。頭の中は?だらけのまま、電車は進むのであった。。。
夕方は何とか仕事を切り上げ、由紀と待ち合わせて、兄夫婦のところへ。1歳になった甥っ子は、めきめきと大きくなっていて、表情も豊かになってきた。終始上機嫌であった。かわいいね。
コメント