栗原だより

バンダナの出番だな。

今日はバリウムデー。昨日の9時以降、飲まず食わず。それでも晴れれば自転車で行ったりするもんで、それでなくても喉はカラカラ。バリウム飲む前に口に入れるあの発泡剤が、喉につかえて飲みこめるかいっっちゅうの。しかしバリウム飲んだ後、こんなにぐるぐるやらされたっけ？。昨夜のタイムショックを思い出したよ（落ちなかったやくみつるのヅラ）。

さて、ところで、夏の自転車の一番の困りごとは汗。私はヘルメットの下の汗止めにバンダナを巻いてますが、これが意外に重宝することに最近気づきまして。自転車通勤は認められてないし、当然シマノさんのようにシャワー完備なわけもなく。ところが意外に都内には公園が多い。公園にはそれなりに水場があるもので、ここでバンダナをざぶざぶとやって、拭くとこ拭いて、短く刈った頭はそのままざぶりとやって。一歩間違えば、フロー者かもしれないけど、これでカバンの中のポロシャツに着替えてさっぱりすれば、クールビズだか何だか知らないが、満員電車から引きずった汗みどろのシャツを着っぱなしのそこらのオジサン達よりは、よっぽど汗クサ度も低いってもんだね。えっへん。そういえば先日は、水道そばのベンチの木の隙間に10円見つけたしね。

 

パンクの瞬間

今やすっかり猪木のものまねと言えば、「アントキノ猪木」に持っていかれてしまった感があるが、その薄れゆく存在感のせいでもなかろうが、今年は春一番もなかったそうで、そのくせ今日も北風が強い。仕事もそこそこに快調に帰りも飛ばしていたのだが、新宿線を越えて、新青梅へ出る信号待ちの車の脇を抜けて行く最中、側溝の金蓋に思いっきり後輪がはまりこんでしまった。こりゃやったな、と思ったが意外にそのまま交差点まで来たところで、赤信号に止まって振り返ってみると、まさに、タイヤのサイドから、脱腸したチューブがプックリはみ出しているのを目視！したその瞬間、パーンと乾いた音を立ててパンク。。しばらく先の公園まで引いてってチューブ交換。タイヤのビードもバッチリ破れていたが、なぜだかこんな日に限って昼間にEasyPachを買っていて、微力ながらタイヤ裏から補強。といっても高圧はムリなので、じわっと空気を入れて思い切り前荷重で家までの、のこり4kmほどをそろりそろりと帰りました。冷えたなあ。

そろそろ

寒の戻り、とテレビの予報では言っていたが、「もどる」前に暖かくなったことあんの？と聞きたいくらいの今日この頃。そんな「寒の戻り」は猛烈に寒く、北風も強く、ファンヒーターで暖めておいた靴（サイクロンのゴム底は保温されるので最近はこの手）も、30分と持たず。とはいっても、日差しにはやはり春の温かみをほんのり感じられるようになり、一筋の希望も見える。今朝は朝一から打ち合わせで三田へ行くもんで、いつもとルートを変えて、外苑東から、乃木坂方面へ、青山一丁目の交差点を過ぎると、なんと、10円、500円、100円のまとめてGET。と、ラッキーなこともあれば、アンラッキーなこともあり。
打ち合わせ終わって自転車にまたがってみれば、何となく後輪がにゅー。スローパンクざんす。以前なくしたミニモウフのピンチヒッターのもらいもののスペシャのポンプは、まったく空気の入りが悪いところを辛抱して空気を継ぎ足してどうにか会社まで帰りつく。仕方がないのでスペアのチューブに交換。まずは一安心とおもったら、午後からの外出に出てみると、あれまタイヤがペッチャンコ。試しに空気を入れてみれば、今度は明らかに空気が漏れる音が。仕方がないので、電車移動。こうなると情けないのが、この人何、やけに薄着な人ね、になってしまうのであった。
ま、外でパンク修理してても辛くない程度には暖かくなった、て言うことで。

11月

寒くなりそうで、寒くならない、ようでやっぱり少しずつ寒い11月。オキナワのない11月なんて、クリープを入れないコーヒーのようであったが、なんとなく走った距離は1390km。週末がそれほどでもないにもかかわらず、雨が少なかったせいか、通勤だけでも距離は稼げる、といったところ。

年間累積も14000km近く。このまま暮れまでアクシデントがなければ、15000ｋｍは堅い所。体調を崩した08年、その影響が残った09年以前の、06年、07年レベルと距離的には変わらない。当時の通勤距離は、今よりぜんぜん短かったので、週末の内容がこれまたぜんぜん違う、ということでもあるのだが。とにかく、自転車通勤を97年に始めて以来、なにはなくともこのくらいが当たり前に走れるおっさんになっていることだけは良しとしましょう。

12月はいきなり雨模様で、寒い。ストーブやら灯油やらの支度もしながら、自転車には跨らず。晴れた4日は、越してきてから4回目の町内会の餅つき。これ自体が今年で第五回なので、ワタシ的には2回目からの参加ではあるが、今年はすっかり「プロの餅つき師」として定着し、10時前からお昼過ぎまで、何臼ついたやら。おかげで、今日はブレーキレバーが握れません。。

ブレーキは付いてますけど。

なかなか練習時間のとれない今年の状況ではあるが、晴れが続けば通勤で、どうにか距離を稼げる。月火水木と晴れが続いて、金曜の天気予報は帰りが微妙であったが、あいにく帰りは小雨。ま、幸い気温はぎりぎりってところで、deuterに黄色いランドセルカバーを被せて会社を出発。この小雨ってのが困りもので、霧状の水滴が張り付いて視界を一気に悪くする。度入りグラサンの私にとっては、致命傷。おまけに日没後、雨雲の暗さも手伝って、車のライトが乱反射して、帰宅ラッシュの交通量の中、かなり危険が危ないのである。ついでに言えば細い細いロードレーサーのタイヤは、濡れた路面でブレーキも効かないし。ブレーキは付いてますけどね、効かないならスピードを抑えるしかないです。北上するにつれ雨脚は強まり、青梅街道に入るころには小雨は通り越してフツーに雨。客漁りのタクシーは無意味に歩道に寄ってくるし、バスの本数も多いし、走りにくいなあと思っていたら、南阿佐ヶ谷のパールセンター抜けたところの交差点で、左前部がぐちゃぐちゃになったラクティスが斜めに止まっている、と思ったらその先に、転倒したバイク。その向こうには仰向けに倒れたお兄ちゃんが救急隊員にストレッチャに乗せられようとしているところ。典型的な右直事故。角には交番もある交差点なんですけどね。こんな条件の時くらい、表に出てお巡りさんは注意を促すのが責務ってもんじゃないかなと思うのだが。

事故見ちゃうと、こっちの気分もさらに凹んできて、とにかくゆるゆると超安全運転。大泉に寄り道の用があったのだが、普段通らない道は、またこんな時には勘弁。ずぶぬれになってどうにか帰宅。

距離稼ぐつっても、無理は禁物だな。

それ以前に。

チュートリアルの福田がノーブレーキピストで摘発なんだそうだが、まあ、警察にとってみれば、いい見せしめを挙げたってとこだろう。NHKでもさんざん時間を割いてたくらいだから、こないだの堀尾君のバカな解説よりはずっとマシだろうな。しかも、この摘発でナイスなのは、『前ブレーキはついていた』ところ。チェーンを逆回転すれば後輪が逆回転するということが、後ろブレーキにはならないのだということだ。

しかし、まあ、こんなピストでも、それなりにスピードを緩めようと思えば緩められるわけで、ブレーキがない＝スピードが出る、ではなくて、ブレーキのない自転車に乗る＝ブレーキをかける気がない（すなわち信号を守る気がない）ことが、そもそもの問題なはず。ノーブレーキピストであるかどうかではなく、そこいらのママチャリも、クロスバイクも、ロードも、とにかくみんな信号守ろうって気がない。件の逃亡生活を送った市橋も、「逃げるなら自転車はいいぜ。なんたって信号守らなくていいからな」と嘯いていたらしいが。

毎朝、中野の警察前にはおまわりが7人くらい並んで、第一レーンはバス専用レーン時間帯の取り締まりを躍起になってやってるけど、その１００ｍ手前の交番まえの信号を守らない自転車が山ほどいるのに、こちらはまったくスルー。東高円寺の地下鉄入口手前の横断歩道も非常にデンジャラス。横断歩道を渡る歩行者を縫うように交わしていく自転車ども。テキトーに車道と歩道を行ったり来たりしながら、信号をちょろまかすその走り方は憤懣やるかたない。そうだよ、だいたい歩道走っていいことになってることからして間違ってるんだな。前からわかってるけど。中高校生の、一人は歩道、もう一人は車道の左端、のインチキ並走とか、歩道上で行き違えなかった自転車がいきなり逆走方向に車道に降りてくる、なんてのもこのバカなルールのせいだ。歩道なんか走らすから、自転車が歩行者の延長的な発想になって、おばちゃんたちの、右側走行のままインから切れ込んで曲がってきてビックリ、な走り方にもなるわけだ。

あー言い出せばきりがないほど、世の中の自転車は道交法的に野放しだ。今日なんか、皇居脇で、イヤホンしてる自転車に、交通安全運動のおっちゃんが、なにも咎めずに、キャンペーンのティッシュ渡してたぞ、のんきなもんだ。

本気で取り締まってくれればいいだけなんだけどね、おまわりさん、仕事なんだから。

売れるかも。

ワタシの自転車通勤時のスタイル。シューズがSPDで、Deuterのリュックを背負ってる以外は、フツーにレーパンにジャージ。なんだかんだ言っても一番走りやすいですからね。で、レーパンは物パン。チームジャージのまとめて注文のほうが安いので。おかげでお知り合いに気づいてもらえることもあるのだが。

今日の帰り。新宿線武蔵関駅そばの踏切待ちをしていると、後ろから、ヘルメット着用のAnchorのクロスバイクのご婦人に話しかけられた。

「あのーその物見山って、東松山の物見山ですか？」

「そうですよ、大東文化大学のところの物見山です。」

すると、

「あ、やっぱり。あの坂道のきつい物見山ですよね。

そんなレーパン出てる（販売されてる）んですか。」とおっしゃる。

いえいえ、こういうチームなんです、と説明してさし上げると、そうですか、と笑っていたが。

その後彼女も保谷方面まで走っていたようだったが、「物見山」といえば、この界隈（都内北側）では有名な自転車スポット、ということだろう。そんな場所をチーム名にしてるということは（ある意味早い者勝ち）、それなりにがんばって走らなくてはならないであろうと意を新たにするのであった。

考えてみれば、地名というものには商標などないだろうから、たとえば「荒川」ジャージとか、「多摩川」ジャージとか、作ってみれば売れるのかも知れない。「乗鞍」とか「オキナワ」とかも。ン千人も参加者いるんだから、完走後の勢いで感激して購入するビギナーが毎年100人くらいはいないかな。参加賞の安いTシャツは寝巻にしかならないしね。

便利グッズ

気温の変化による体調管理に気をつけましょう、と言われる前からそんなこと、わかってるわい！と思っても、気温の変化を無視した電車の空調にはついて行けない。節電令が解除されたかなんだか知らないが、暑くもないのに、なんでこんなに冷房きついかな。

ま、そんなときには、アームウォーマーが重宝しますね。昨日のだまし討ち的な雨で自転車置いて帰ったので、電車の中で、カバンの中にあったアームウォーマーを取りだしてしているワタシ。

サンキューベリーパッチ。

通勤バイクがわけあって入院中なので、妻のコルナゴ号での通勤の毎日。夕方の打ち合わせに向かおうと、ビルの前に出てみると、あれまリアがパンクしてるじゃあーりませんか。わかりやすくガラス片が刺さっていて、暑さのピークもさほど下がっていない平和島の午後15時過ぎ、だらだらと汗を垂らしながら、それでもてきぱきとチューブ交換。無事間に合った打ち合わせもスムーズに終わって、次の打ち合わせ場所の四ツ谷。こちらも終わってさて帰ろうとすると、あれま、またリアの空気が抜けている。またしてもやっちまったの、換えたチューブがボロカッタノネ。だましだまし走りながら場所を探して、東新宿のドラッグストア、ダイコクヤの灯りを借りて、パンク修理。こういうときのイージーパッチ、助かりました。必需品だな。

朝からいろいろありました。

台風も去って、夕べは異常に気温が低く、タオルケットに、綿毛布を重ねて被っていたのだが、トランクスにＴシャツ姿では、ちょっと寒いくらい。巷は夏休みで、町内のラジオ体操も始まるので、航を参加させようと思ったが、起きる気配なし。無理に起こすと、ただでさえ悪い寝起きが、もっとひどいことになるのでそのまま放置して朝飯。

で、久しぶりにCOLNAGOちゃんで自転車通勤。涼しくて気持ちがよい。青梅街道から環七に曲がるところ（マジメに二段階）、信号待ちで並んだCOLNAGOのロード。

まだそれほどのキャリアではなさそうなおねえさんなのだが、ふと見ると、フロントのクイックのレバーが、もろ解放方向。「これじゃ外れて転んじゃうよ。」って言っても、何のことだかわかってない風なので、降りて、クイックに手をかけると、これが意外に締まっていて、いったいどんな締め方してんだろうと思いつつ、緩めて、締めなおして、クイックを正しい位置に畳み込んであげましたよ。クイックはレバーのほうをぐるぐる回すもんじゃないのよ。大丈夫かな。

 駒留あたりで、携帯で話しながら自転車乗ってる夏休みの中学生に喝を入れた後、さらに環七を南下していくと、ただでさえ渋滞気味なこの時間に、柿の木坂で、なんだよパトカー止まっててまた詰まってるじゃん、と思ったら、その先に止まっていた車は、ボンネット真っ黒焦げ。道路には薄いピンクの消火剤があるところをみると、かなり激しく炎上したらしいな。運転手は大丈夫だったかな。