自転車関連の雑誌は、よほど興味を引かれる記事でもない限り、近頃はほとんど買わないのであるが、2月号のfunrideは「下り」特集。ワタシが買わないわけにはおられまい。しかしまあ、買ってしまうと本来の記事以外の記事も当然読むわけで、「ディープリムのホイール」も目の毒ですね。10万単位の買い物はできねぇなあと、ぐっと目をつぶって読み進めると、巻末の記事に「パリの空の下」というパン屋さんの紹介。地図によると、私の通勤ルート、環状7号線若林の交差点脇。さっそく昨日の帰りに寄って見ました。市民レース東北の雄、ロゼコローレで鳴らした巴さんがシェフだとかで、小さな構えの店先には細身のロードレーサー。拝見すれば、ナカナカのお値段ではあるのだが、確かにかなり美味しそうではある。ひとつ220円のクロワッサンと、パンオショコラを合計4つ。レジでは「自転車来店は1割引」にしていただきました。帰宅、夕食後、デザート代わりに食べてみれば、クロワッサンの外側はパリっとしていて、中身は幾重にも重なった生地の噛み応えの中にしっとりとした深みがあって、その濃厚なこと。220円もさすがに納得の味。パサパサしてる軽さが持ち味だと思ってたクロワッサンの認識を根底からひっくり返されました。また寄ろっと。
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