オリンピックにかこつけてでもないが、我々一般人レベルでスポーツに取り組むにはそれぞれの理由もあるだろうが、その大半を占めるのが「健康」と並んで「ダイエット」であろう。誰しも代謝の落ち続ける20代、30代。少しでも重力に抗ってプロポーションをよくしたい、という目的で、ランニングなり、スポーツジムなり、スイムなり、はたまた自転車なりをいい歳をして始めた、と言う人も多いに違いない。かく言う私もそんな一人。特に速くなりたい、とか言うことよりも、まずたるんだ体型をどうにかしなきゃ、から始まったといえば否定できない。ま、おかげで同年代のおっさんに比べれば、はるかに脂肪は少ないだろうし、腹回りも少なめだし、ふくらはぎにも血管が浮く程度には絞れていて、もともと顔がでかいとか、極端に足が短いとか、どうしようもないレベルではなかったので、ごくフツーに、「自転車に乗ってる人」体型にはなったんじゃないかと思う。欲を言えば、別府フミユキくらいの、スラーっとした「ロードレーサー体型」になりたいところではあるが、身長がかなわなかったことはあきらめて、まずまず、目的は果たしたと言っていいかもしれない。思いすごしかもしれないけど。
とにかく、水泳しかり、陸上競技しかり、サッカーでもバレーでも、その運動負荷にふさわしい体型の人たちが、かのロンドンの地で戦っている。と、思ったら、卓球である。惜しくもメダルのかなわなかった石川かすみの準々決勝の相手のシンガポールの選手など、「え、町内会のおばちゃん??!」なのだった。前回のオリンピックのオグシオが負けたバドミントンの相手の中国選手もひどいもんだったが、とてもスポーツやってる人には見えない人なのである。でもオリンピックなのだ。当然ながら、僕があのおばちゃんに卓球を挑んでも、絶対に勝てないし。
オリンピック競技にはなってないけど、ダーツの世界選手権とか見てると、恐ろしいくらいの肥満体ばかりで驚くけど、いろいろあってみんないい、ってなんで金子みずず?。
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