栗原だより

12月13日

毎日の悩みの種はとにかく食事の準備。ではあるのだが、義母のおかずの作り置きや、さらに由紀の伯母が、新潟からたくさんおかずを作ってクール便で送ってくれていて、基本的に私自身が料理を作ることはほとんどないくらいに助かっている。大変なのは、それらを収納する冷蔵庫（冷凍）。我が家の冷蔵庫は10年もののSHARPの両開きで350Lほど。今後の息子二人の成長も考えれば、収納力が足りなくなるのは明らか。冷蔵庫は24時間365日つきっぱなしの必需品だから、壊れてから買うとあわてて大変だという忠告もあり、じっくり検討することにした。休みだった昨日、近くの電気屋で各社のカタログをもらってきて比較。いまさらながら驚いたのは消費電力。ウチのと比べて今時のって、半分。技術の進歩ってすごい

ですね。じゃ、原発要らないじゃんって感じ。後は大きさ。400L台ではダメだろうということで見てみると、近頃のはほとんど観音開き（フレンチドアって言うらしいけど、なんでフレンチ？）。我が家のレイアウト的にどうなんだろ？。ってことで喧々諤々。でもサイズもでかいと値段も結構高いね。

12月12日

今日は櫂の一歳半健診の日、場所の確認でもう一度書類を探してみたら、やばい、まるっきり勘違いで、選べる二日のうち、二回目はなんと一昨日の10日だった。ま、いずれにしろ10日は航の再入院だから無理だったのだが。会社には休暇申請してあるし、せっかくなので、櫂を保育室に預けてもろもろたまった仕事をこなすことにする。八月の入院以来、パラレルな家計進行を余儀なくされている家計簿付け（医療費云々、来年の確定申告のこともあるので）やら、掃除やら。と、思ったら、会社からじゃんじゃんケータイに電話掛かってくるし。

休暇前提で、航の幼稚園にも行くことにしていたので、夕方、航が描いた、お礼の絵（踏み切り）と最近の写真を数点持って出向く。先生からは、歌の入ったテープ、父兄の皆さんからの励ましの色紙などを預かる。

 

ばたばたしながらも、そこそこ溜まっていたことの整理はついたのでよしとするか。

12月11日

胃腸炎だったスタッフは、航たちの病室担当だったらしく、金曜まで部屋から出られないそうだ。かなり厳しいけど、仕方ない。スタッフだからといって風邪も引かないわけじゃないし。とはいえ、当の子供にとってはストレスは溜まるだろうし、病室のドアも締め切りで、空気がよどんで暑苦しいそうだ。

帰る由紀からのメール。病院脇の道で、トラックと軽自動車の事故があったらしく、電柱引き倒して大変な状況らしい。この時期、日差しが低くて目をやられるような事故が多い。自転車のワタシも気をつけないと。

 

櫂は先週の航の帰宅以来、ウンチのタイミングもずれたり、少しやわらかめだったり。8時過ぎにはおとなしく寝ていたのが、寝つきが悪かったり、さらには夜泣きしたり。なんちゃって一人っ子状態だから、調子狂ったかな。

 

 

12月10日

航は再入院。櫂はインフルエンザの予防接種、２回目。航は僕が車で、櫂は由紀が自転車で。それぞれ時間が決まってるので、別行動で朝から大騒ぎ。病院へは１０時なのだが、僕が午後から仕事なため、早めに出発。しかしまあ、出勤時間帯ということもあって、羽根倉橋あたりはかなりの渋滞。いりいりしながら、１７号からは快調で、９時４０分ごろ到着。航を病棟に届けた後、再入院の手続きやら、荷物運びやらで、駐車場と行ったり来たり。何度目かに病棟に戻ると、プレイルームにいるはずの航が、病室に戻るようにとの指示が出ていて、おかんむり気味。なんでも、昨日航のいる５号室の担当スタッフに、胃腸風邪の方が出たようで、戒厳令が敷かれたらしい。仕方がない。１１時ちょうどに病院を出発して、来た道を引き返し。しかしこの時期日差しが低くて、車の運転しづらいです。サングラスは必需品ですね。１３時過ぎに車を返して、会社へ行って、メールチェックして、仕事頼みに行って、あわててお迎えに帰る。この無駄に遠い会社、どうにかならんかな。

12月9日

今日こそは接骨院いくぞーと、電話をしてみたら、がっくし今日はお休みだった。普段の日曜は午前中だけやってるのに。

午前中に、牛乳やらの食料品買い出しの後、万が一のために車は月曜まで借りっぱなしなので、ガレージにいれたままももったいないので、猫のトイレの砂とか、ボロくなった風呂のふたとか、この際灯油とかの大物の買い物を昼にすませる。 

昼食後、年賀状用の家族写真の撮影。8月の入院の時にはこんな風に、全員そろっての撮影は諦めていたので、とてもうれしい。無事撮影も終わったところで、航と踏切見物のドライブ。カーナビなしで、近所の道をぐるぐると。生の踏切は航画伯には良い刺激になるようで、帰宅後、幼稚園のみんなからもらったお手紙の返事に、と、色鉛筆を握りしめ、これまた丁寧に踏切画を描き上げた。

５泊にわたる外泊も終わるかと思うと少しさびしいが、航も終始上機嫌で過ごせたし、きっちり回復している実感もあり、来週からのメソ（かなりきつい薬です）の治療も頑張れることでしょう。 

12月8日

家族そろって寝坊気味の朝。航の食事にはそれなりに気を遣わなくてはいけないので、準備もいろいろ大変。こちらの食事は必然的に後回し。家に帰ったとはいえ、外出はできないので、またまた部屋はプラレールで埋まる。

ところで、このひと月くらいか、顎関節症がひどくて、右の顎が痛くて、食事がつらい。口が開かないし、堅いものが噛めない。以前から疲れがたまると、右の腰、肩とコリがひどいのだが、それがとうとう顎にも来たのかも。そこいらのイクメン気取りのおとーさんと比較しても、おそらく何倍ものおんぶにだっこをせざるを得ない生活で、腱鞘炎にもなっていて、自転車に乗っていても、ブレーキを握ると、右手の筋がビキーンと痛いのだ。

で、春先に通っていた歯科医に予約して、午後に診てもらう。噛み合わせを調べて、少しばかり歯を削って、体のバランスをとるように指導される。痛みをこらえて顎も開けるようにしないといけないらしい。明日はこれまた久しぶりにマッサージにも行かないと。車もあるし、いろいろ大物の買い物も。 

12月7日

本来の予定通り、隣駅のレンタカー屋でVitsを借りてきて、航を乗せて病院へ出発。またまた踏切みたいのリクエストに応じるも、通勤列車のダイヤは詰まっていて、なかなか踏切が開かない。病院には、10時に来いと言われているので、焦りつつも、上機嫌な航とのドライブは楽しい。道もすっかり慣れたので、その後は順調、15分ほどの遅刻にとどまり、無事病院到着。病棟に戻って、航は早速検査へ。うまくいけば、今日もそのまま家に帰れる、とは、航には伝えていない。検査が終わり、ベッドにもどり昼食。まもなく主治医の先生がやってきて、検査結果の用紙とともに、「帰っていいよ」と一言。昼食後はプレイルームで遊ぶつもりの、様子がのみ込めてない航は、眼をぱちくり。ようやく状況を理解した航は、テンションあがって大変。病室中の他の人たちに、また帰れるんだよと、大声で言っている。広げないようにしていた荷物をまたそっくりそのまま、駐車場へ運び、航を乗せて、自宅へとんぼ返り。冬の低い日差しのまぶしさに注意しながら運転して無事また帰宅。とにかく航はニコニコだ。ま、夕食、お風呂と大騒ぎではあるのだが。

12月6日

せっかくの外泊中ではあるが、想定外で、スケジュールも埋まっていたので、私ひとり、フツーに会社。そそくさと仕事を済ませて、自転車を飛ばす。そういえば、街乗り用に、vittoriaのオシャレな、クラシカルなSPDシューズを買ったのだが、ソールもナイロン、上革も一枚革で薄くて、30kmのヘビーな行程を走り切るには、少し柔らかいですな。寒いし。

玄関を開けると、当たり前のように、家族全員が揃っていることがこんなに嬉しいものとはとあらためて思う。手紙を出したばかりの実家に電話。義母が送ったという手紙を、電話口の向こうで母が読み上げる声が涙声になっていて、聞いているこちらも言葉が出ない。

兄の帰宅に櫂も興奮気味なのか、寝付かなくてちょっと困る。明日の車の運転を控えて、眠れなくて少しイライラしてしまう。いかん。 

12月5日

立ち寄りの打ち合わせに、早めに着いたので、近所の喫茶店で、実家に最近の写真を同封して手紙を書く。で、打ち合わせ終わって、おひるくらいに由紀から電話。なんと、いきなりだが、今日、外泊してもOKとのこと。週末にはとは聞いていて、休暇の申請やら車の手配やらはしていたのだが、いきなり今日といわれても、さすがに仕事の都合もつかないし、さてどうしたものかとあたふたした結果、義弟が車を出してくれた。櫂を引きとって帰ると、ちょうど航たちが到着したところ。あまりに急なもんで、こちらも驚いたが、航本人はなんとも嬉しそう。水、木と過ごして、金曜には、検査のため病院へ戻るのだが。

長い入院生活からの外泊は、たまった私物を持ち帰るためでもあるのだが、いきなりリビングがプラレールで埋まってしまった。まいったね。 

12月4日

航のほうは、治療もその回復も順調な様子だが、やはり粘膜系の副作用なのか、今度は痔らしい。まだ5歳だというのにね。
仕事のほうは、ありえないようなアクシデントがあり、私の社会人生活史上、おそらく最大級の、いやな気分。世の中のせい、なんでしょうか、こういうのって。ゆがんでるなあ。

何かと連絡が取れないと困る、ということで渡したキッズ携帯。最初は電話できることが嬉しくて仕方ないようだったが、近頃は電話してくる内容も、あれが食べたい、これが欲しい、とか。子どもってば。