栗原だより

８月終了

暑かったり、台風だったりした結局いつもの夏のようだった今年の８月も今日でおしまい。途中天候不順などで連続９日間もの0走行日があったりしたものの、今日の帰りの通勤分も計算に入れて今月は1314km。１月からトータルで9700km走ってる。去年と比較すると現時点で2000km増しである。その分が乗鞍の2分短縮分ってところだろうか。体重は昨年比では+1kgくらい。絞るだけ絞ればヒルクライムには有利かも知れないが、プロ選手では当たり前かもしれないが、昨年のツール・ド・フランスで感じた「筋力あってこその」スピードなりパワーなりが少しはついたのだろうし、たくさん乗って初めてわかるフォームの欠点とか、決め所とかをすこしずつ解決してきた結果だと思う。レースに出てみないと身に沁みない欠点とか、そしてそれを課題として取り組むこととか。下りも少しはマシになってきたし、平坦でのスピードキープも前より確実に良くなってるはず。

ま、これらを今一度再認識するのが今度の修善寺の課題。あ、でも我が家の鬼マネージャーにもここらで日ごろの感謝をしないといかんですか。

いいこと

自転車でぐるぐると走り回っていると、道にはいろんなものが落ちている。常日頃拾うのは傷んだコイン。最近は少し減ったようだが。月曜は東陽町まで打ち合わせに走り、その帰り三田に向かう途中新橋のはずれで、手帳が落ちていた。「知らない人のもんだし」と一瞬見送ったが、なんとなく気になって引き返した。まだ無傷のようだがこのまま放っておけば、車に踏まれ風にあおられボロボロになってしまうところだろう。中のポケットに大量に挟み込まれた名刺から持ち主の目処がついたので、その会社のほうへ電話してみた。本人は不在だったが、状況を説明してこちらの連絡先を残しておいたら、すぐに電話がかかってきた。やはりかなり焦っていたようだ。相手は某映画関係の代理店。ちょうど僕が拾ったところの●●ホールで試写会があり、タクシーで乗り付けて降りる際に落としたらしい。試写会のためある時間まで動けないとのことであったが、こちらは夕方で仕事もけりがついたので、ひとっ走り届けてあげた。

本人はその場でやっている試写会の映画のパンフを持ってきて登場。その辺の仕切りを全部任されているのだと言う。非常に助かりましたと何度も礼を言われてこちらも恐縮しながら、バイバイする。映画のチケットくらいそのうちもらえるかな♪。すっかり夜風も涼しくなり、いいことをした後は気持ちがいいざんす。

当日

起きてみれば昨夜の雨もすっかり上がり、朝食後、準備に取り掛かるころにはすっかり頂上まで見渡せるような快晴である♪。固定ローラーで適当に汗を流し、アップにかかる。いつもと違う生活リズムで崩れた便意と相談しながらスタート直前20分前にトイレでぎりぎり軽量化に励む。スタート地点脇の岳の屋であるがそこそこ顰蹙を買わないように並ぶ。となりにはPONZジャージが二名。山ちゃんと江國さんである。ステムに貼り付けたひそかな野望「１４分」のタイムスケジュールを覗き込まれて冷やかされる。江國さんにはケータイでソッコー写真を撮られてしまう。ブログにアップだそうだ。やば。左からはウチの長尾君にPOLARを覘かれて「スタート前からいっぱいいっぱいじゃん」って「９６」はパーセントじゃないっつーの。

そうこうするうち7時半の号砲。まあ、あせることはないのである。練習量だけは負けないのだと言い聞かせ、上り始める。１stチェックポイントに差し掛かるころ、後ろから追い越しざまに長尾君の「おじさん、いつまでアウター踏んでる気？」って、げ、ほんとだ。あわててインナーに落として先を急ぐ。ここでは予定より４５秒おくれ。想定内であるが、中間点までに少しでも挽回せねばと踏ん張ってみるが中間点をどうやら見落とした。次のポイント冷泉小屋を目標にペースをキープ。先方に見えるウチのジャージを捕らえ、一度はそのぶな沢さんを抜いたが、また抜き返されじわじわと引き離されていく。とおもったらしばらくして左路肩に自転車を止めて吐いている姿が。確かに朝から胃の調子がといっていたが。声をかけたら、あらびっくり。ぶな沢さんではなくずっと先行していたはずの垣見さんだった。

さて例年ならこのあたりで女子のロードの表彰台組が追いついてくるはずだが、今年は来ない。よしよしこの調子だと、冷泉小屋を通り過ぎるときには目標のほぼ1分遅れである。１４分はかなりな野望だったので、まだ良しとしようと自分に言い聞かせ、コーナー越しに下を振り返ると、前のめりなフォームの男がすごい勢いで上ってくる。山ちゃんだ！。やばい。ムチが入る。

そろそろ頂上が見えてくる。雲も晴れ、景色はとてもすばらしい。2ndチェックポイントでは約2分遅れとなり、ややペースはグダグダであるが、前方にピンクのメルカトーネジャージを発見。序盤で勢いよく抜いていった斉藤さんである。つくばで知り合ったひとつ年下のパンターニ好き。昨年大きな骨折をしたらしかったが、復活おめでとうございます。乗鞍では勝てたことがないのだがとうとう今年目の前にいるではないか。稽古不足は否めないにしても、卑怯かも知れないが、勝てるチャンス。あと2km。残った力を振り絞ってダンシング。と思ったら、向こうもダンシング。ゴールゲートで背中に手が届くところであったが、タッチの差で追いつけず。。。

タイムは1時間17分ジャスト。野望には3分届かなかったが、自己記録的には約2分短縮。後ろ向きな目標の「女子ロード表彰台」には抜かれずに済んだことだし。山ちゃんにも抜かれなかったし。少なからず練習量はうそをつかなかったし、４０才にしてまだまだ伸び代があるじゃないかということで。沖縄へ向けてまずまずかな。

4回目（実走）の

乗鞍である。はじめて出た年にいきなりチャンピオンクラスにエントリーさせられ、1時間19分59秒という奇跡的なタイムでクラス残留キープ。翌年は異常な荒天で中止。2度目の乗鞍は自分でもはっきり認識できている練習不足状態で19分50秒。昨年は何とかそこから1分短縮の18分50秒。そして今年。この一年はOやMへの出稽古三昧で自分比練習量かなりアップしているので、ひそかに大幅なタイム短縮を見込んでいるのであった。

さて例によって4時過ぎに藤宮さんの車のお迎え。ありがとうございます。夜はかなりな雨が降っていたが、明け方にはあがってよかった。まだ仕事中というK島さんを待って結局6時過ぎに東京出発。諏訪湖で朝食。さほど道も混まずに10時過ぎに岳の屋到着。今年は試走禁止が徹底していて、先着の皆さんは黙々とローラーを漕いでいる。垣見さんあたりの引き締まりようはかなりのものである。いつものmapleで今年は控えめにミートソーススパで昼食。13時をまって受付。その後テントをうろついてintermax白川さんにご挨拶。LOOKの岡部さんのところにはこの間のウルトラ尽くしのマシン含め2007モデル595が並ぶ。樗沢さんがちょっぴり試乗していたが目から鱗のような乗り心地らしいが、私には新調したばかりのTIMEがあるしと思っていたら、岡部さんから「そのフレームにアルテグラをつけているのは日本の中でもあなたぐらいだ」といわれてしまった、確かにね（苦笑）。。

温泉つかって、ごろごろして飯食ってるころになると雨が！。雷も激しい。さすがに山の天気はわからない。とにかく、明日は早いので9時くらいには就寝。

とかなんとか

涼しくなってきたなんて書いたら、一転して昨日は蒸し暑かった。汗だくで帰宅して一風呂浴びて計測すると体重は59.6kg。体脂肪率13%。まずまずか。

妻が言うにはウチの猫がどうやら夏風邪らしいと。猫というものは夏でも冬でも常に一番快適な場所を探し当てる動物で、この夏も窓を開ければその脇に、クーラーをつければその下に、といった 具合で、しかもお腹丸出しの野性なんてどこへやらの家猫生活堪能状態。それがたたったのか風邪だそうだ。あんな毛皮なのに。まったくね。僕らが知ら ない間に毛皮をこっそり脱いでるのかもしれない。

とはいえ、8月も最終週。季節の変わり目なのは確か。我々も風邪など引かないよう気をつけなくては。

少しずつ

ではあるが、涼しくなってきた。夜などは窓を開けていると心地よい風が抜けていく。さすがに寝るときは窓開けっ放しには出来ないので、少しだけクーラーのお世話にはなっているが。

なんだかんだで乗れなかった8月であるが、それでも1000kmは楽勝でクリアしそうな気配である。そしていよいよ週末は乗鞍であるが、例年になく乗鞍に関してのテンションは高くない。むしろすでに宣言が上がっている物見山早出班の周回練習に行きたいかもぐらいの勢いである。アタック299など走ってみれば、たかだか1時間半にも満たないヒルクライムレースに目の色を変えるのがなんとなくむなしく思えてきたのである。2-3日休みが取れるのなら避暑気分でってのもアリだが、そういうわけにも行かず、そのために4時過ぎに東京を出て、一泊ですか?!って感じ。

ま、でもひとつの目安としてがんばりまっしょい。今年はぐっとタイム縮めときたいし。

スカッとさわやか

我が家の近辺でも、重くのしかかる相続税か、押し寄せる大手資本のためか、大きな屋敷が分割されてチマチマとした牛乳パックのような窮屈な戸建てになったり、店じまいするところが多い。東京の町並みはこうしてどんどんみすぼらし くなってしまうのだなと思うと、行政のなんたるかを少し考えてみたくなる。そんなわけかどうかは知らないが「ご自由にどうぞ」と、おそらくはもと喫茶店でもやっていただろうお店の前にコカコーラのコップがダンボールに入れておいてあったので2つほどいただいてきた。そういえば近頃はお茶飲料に押されてすっかりコカコーラが売れないのだそうだ。一時代前には「アメリカ」の象徴だったりもしてある世代までには人気があったのだがその世代もこんな炭酸は飲めないカラダになってるらしい。僕も普段は手を出すことはあまりないが、ま、160kmくらい走って帰ってくると、この炭酸の刺激はだれきった喉に心地よい。よくツール・ド・フランスなんかでも缶のジュースを回し飲みしてるのはおそらく炭酸なんだろう。

さわやかついでに先日頭をバサ～リ。2ヶ月以上伸びていた髪をなかなか切りに行くタイミングがなく（いつもの美容院までが遠くて暑くてつい足が遠のいた）、近くの床屋で切ってもらったところまでは先日書いたが、やはりその角刈り気味のヘアスタイルが気になって仕方なく（大門軍団かレギュラーの西川君か?!）、金曜日にビックカメラで2980円なりのバリカン購入。そのまま我が家は散髪屋さーんとなったのでありました。やってみると意外に簡単、すっきり。どうでしょうか？

まだまだ

暑い。朝は早稲田通りで信号待ち中に前のsmartがワイパーの洗浄液を飛ばしてきた。ぶちぶちぶちと切れてきて、５０がらみの運転手をにらみつけたが、ひたすら視線をそらして逃げていった。アー腹立つ。練馬ナンバー　・・・１。今度はちゃんと謝ってもらいます。環七では平和島手前で今朝も1円玉。しけてます。今日も仕事が立て込んであっち行ってこっち行って。芝公園でドラマのロケ中の妻夫木聡見ました。

沖縄に続いて、富士チャレンジはソロで200kmにエントリー。JCRC６戦修善寺はなんとZクラス、だいじょうぶかなあ。

GET'ｓ

午後も早めに東陽町まで。70km走りました。あちかった。帰りに茅場町で1円ひろた。新橋付近日比谷通りでt-serve君と信号待ちでいっしょになるが、無灯火ですよ。一声かけたら「盗まれた」なんて言ってたけど、それじゃ言い訳にならない。芝公園近辺では今度はソクハイ君が「ホイール、カンパですね」と来たよ。サラリーマンなのに都内を汗だくになって70kmも走ってるこのワタシはナンだと思われてるんでしょうね、いったい。

日

土曜は夜妻と連れ立って、妹と飲み。再就職先もまずまず慣れたようで一安心。控えめに飲んだせいか酒も残らず元気に日曜チーム練。お店前には藤宮、杉本の二名、矢野口では三井、長尾、白井の三名と合流。途中スコールのような雨に降られたがすぐにあがってちょっと涼しいかも。パンクしてしまったという三井さんを残して5人でスタート。実力者の杉本、長尾のお二方に加えてここのところ絶好調の藤宮さんと来ては、なかなか休めないいいペースで進む。それにしても藤宮さんは調子よさそう、っていうか速くなったなあ。白井さんも信号ごとに追いついてくるくらいには走っていて、なかなか気が抜けない。杉本さんは相変わらず、ぴったりポジションキープしつつ顔色変えずに走っているし。最後の坂でなんとか長尾先生を振り切って終了。それなりにシビレました。

暑さを警戒してまっすぐ帰路に着いた皆さんと別れて、一人でフレンド商会へ。こちらも5000km越えていたtimeのチェーン交換。27のついたスプロケの変速調整もしてもらって乗鞍へ向けて整備です。

少し雨も降って昨日ほどの暑さではなく距離も短いので体も少し楽。ゆっくり甲子園の決勝でもと思ったら、大変な試合になってしまってびっくらこきました。