意外に暑いのと、渡辺さんの大音量のイビキで熟睡した気がしないまま朝。それでも仕方なく朝食。会場まで10キロほど自走。と間もなく雨が。マジですかー。
スタートに並ぶ頃には雨もあがり、ほっとする。気温も高めなのでよしとしよう。6人ずつ5秒間隔でスタートとのことらしいが、前から3列あたりにアソスの糞でいびっとがアソス着用者を横並びにはべらせている。右は鶴見辰吾。せっかくなのにこのインチキ外国人につきまとわれるんだろうな鶴見辰吾。かわいそうに。
さて僕は8列めくらいでスタート。すぐにアソス軍団をかわし前へ急ぐ。三笠さん達をパスすると、先頭はなるしま軍団が先をぶっとばしてるらしい。そろそろ足の揃ってきた周囲6人くらいに先頭交代を促してスピードアップ。ロングライドイベントにアルマジロな40キロ前後でローテ。威勢のいい、短パン姿のフラットペダルの若者も一人がんばってついてくるよ。若いってすごいね。先頭が遥か先に見え始めた60キロあたりでキツイ登り。集団はバラけて僕はコルナゴC50のおっさんとふたりに。この谷本さん、C50は一月前にフレンドで買ったそう。この谷本さん、ふくよかな腰まわりで登りはキビシーものの平地の引きはなかなか。向かい風の風避けにもOKだし、しばらくご一緒いただく。72キロ地点の補給所で彼の水補給に付き合ってリスタート。このあたりからポラールがどうやら電池切れでスピードも距離も心拍もわからず。せっかくのポラールもただの時計。時計ならnikeの腕時計もしてるし、4秒違いの時計が二つ。意味ないよ。そんなのほっとけー。
そのうち大佐渡のワシザキを過ぎて、切れの良いダンシングのおっさんが抜いていく。上はサエコ、下はランプレのジャージ。まるでシモー二の人生のようないでたちの彼にターゲットを絞り、スピードをあげる。前に出て、細かい登りでギアを掛けると、ごめんなさい、谷本さんは切れてしまいました。そのまましばらくシモーニを引き倒し、120キロ過ぎで先頭交代してしぶきを避けてるうちに、引き疲れから切れ、ひとり旅に。我慢していたものを立ちション後、ひとりに抜かれる。桐田さんにいただいた饅頭も二つ食べ尽し、カーボショッツを溶かしたボトルもあとわずか。いか~ん、足がない。170キロ地点の補給所でおむすび、バナナ半分、オレンジ1/4を詰め込みリスタート。快調に走り出すも、この後に強烈な登りがまだ2本。登りの途中でアンカーな兄ちゃんに抜かれ、がっくし。体は使い古したバッテリのように、充電が持たない。さっきの補給がもう切れている。さっちゃんじゃあるまいしバナナも半分だったし。耐え切れずに道端の自販機で缶コーヒー補給。1本で190キロカロリーなんてありがとう。砂糖だらけだよ、万歳自販機天国、ニッポン。
復活後の平坦をぐいぐいギアを掛けて進む。ゴールまで後5キロくらいだろうか。
でとうとうゲートが見え始めたころまたまたぽつぽつきた。が、濡れる前にゴール!。13時13分。補給2回立ちション1回、この気象状況ならまずまずかな。
向こうから、さっきのイトウさんがやって来た。サングラスをはずしたその顔は穏やかな自転車のりらしい締まった表情。途中の引き倒しに改めて感謝される。「素晴らしい、あなたは佐渡向きな人だ」って、照れるなあ。
地元のおばちゃんたちの振る舞うつみれ汁を2杯、カレーライス500円なりで腹を満たしたあと、地元の専門学校のボランティアのストレッチを受ける。う~気持ちい~。裏返って大腿四頭筋を伸ばしてる頃に「三笠さんゴール!」のアナウンス。やっぱり速いね。その後、スワコの田口さんもゴール。69歳だよ、すごいね。
しょぼしょぼと雨も降り、有名人三笠は、いろんな人達とあいさつに忙しい。こちらは体も冷えてくるので、再会を約束して宿へ。着く頃には雨もあがり、汚れたtimeを拭いた後、お風呂(^-^)v。
夕食はひとりだったが、となりの会話に乱入して、食べきれないのに注文しちゃってる舟盛をごちになる。今晩はひとり静かな部屋で久しぶりに熟睡。
佐渡一周お疲れ様でした。
昨年小佐渡を走ったんですが、アップダウンがあって良いコースですね。
バイクだけなら大佐渡も走って見たいです。
投稿情報: 西谷です | 2006年6 月 1日 (木) 10:41