栗原だより

逃げたもん勝ち

よくよく見返してみると、ひと月前にも同じようなことを書いていた。というわけで、逃げることにした。

おかげでかなり気持ちも前向きになり、ようやくこの三連休最終日は、どうにかこうにか早起き（かつてのレベルよりは1時間ぐらい遅いが）して、入間大橋を越え、ハヤマタバシを越え、大東坂をもがき、明覚で休憩したあと、松郷を登って、そのままぐるりの120km。途中、奈良さんたちのひるサイグループやら、物見山本体（？）やらとすれ違い、あー、みんなやっぱり走ってるのね（あたりまえ）と思うとこちらも少し嬉しくなってきて、やっぱり走って良かったと思えるし、あー翌日は、適度な疲労感もあって、やっぱりこうでなきゃなあ、と思えた久しぶりの感覚。

レースのない日々

まったくもってモチベーションが上がらないのである。とにかく8月に入ってからこっち、くだらんストレスに悩まされ、体まで変調を来たし、点滴やら、検査やら。まったく調子が狂いっぱなし。台風もたくさん来るし、平日の通勤も減少気味なうえに、体調最悪で休みの日も、早起きは出来ないし。

よく、ブログやツイッターなんかで身を滅ぼすような話があるが、書く方も書く方なんだろうけど、書かれる側も場合によっては仕方がないんじゃないっていうか、書かれた内容を反省した方がいいんじゃないのってこともたくさんあるんだろうなあ、と思いたくなる昨今の私の周辺事情。書かないけどね、酷いんです。

そんな下らんことにひきづられて体調に変調来たすのも、もうバカバカしくてやってられないんだが、とにかく不調なものは不調。困ったもんである。

角田光代の「ツリーハウス」をしばらく前に読んだ。角田さんも無理して時代の出来事をこうも取り込むこともないのに、とは思ったりしたが、まあ、満州とか戦争とか、人間、逃げることも時には必要なのだということは身にしみて良くわかる。私の価値観的に、くだらんことに苛まれてる暇はないのだ。