久しぶりに晴れの約束された日曜日はチーム練習で奥多摩。
さすがに僕は昨日で足がソールドアウトなので武蔵五日市までの往復は輪行。6時前に家を出る。
我々にとって朝の始まりは、人によっては夜の終焉でもあるようで、駅までの道では、
門柱に手を掛けたままセミの抜け殻のように立ったまま眠って動かないおねーさん、
伸びてきたひげの青さを隠し切れない、長身ロングヘアのおねーさんなどとすれ違う。
10分ちょっとで輪行袋にまとめてホームにあがると謎の血痕。
都心の盛り場から流れてくる中央線は、かなり酒くさい。一寝入りしようという僕のもくろみは、
まだ酔いの抜けきらないとなりのアベックのまくしたてるようにしゃべり続ける女につぶされた。
さて、武蔵五日市に着いて輪行をほどき、垣見さん、中西君と仲良くツレションののちスタート。
前半快速ペースで前を引いてると中西君が速いんでないのと前にでる。
上川乗あたりからじわじわとペースアップ。結局僕だけやや遅れ始める。
やはり中西、この男、冬眠などしてなかったなと思った瞬間、ボトルを落とした!。
拾いに行ったタイムロスも加わって二人は見えなくなってしまった。
しか~し、ここで慌てず騒がずペースを作れるのが近頃のワタシ。
周遊道路手前で遅れ始めた垣見さんをクリア。100m先の中西君を追撃。
カムバック沖縄だぜと、一度はかわしたものの、「昨日物見山練習の人には負けられない」と抜き返される。
数日前のジロで敗れ去ったアクセルメルクスのように、貴様はゴール前100mで破れ去るのだと、
渾身のダンシングを試みるも、さっきの中西君のセリフに反対に言い訳心が芽生えてしまいジ・エンド。
後続の垣見さんを待って都民の森でしばらく休憩。なんでも垣見さんは風邪やなんかで
今月自転車に乗るのは3回目らしい。そうじゃなきゃ勝てるわけないか。ち。
帰りは下りダメ男君なので、ケツからついて、あっという間に取り残されるが、 とにかく踏む、踏む、踏むと、やっと五日市手前で、中西君に追い付きました。 武蔵五日市のコンビニ脇で、かっとんで行った垣見さんから、下りのテクニックについて しばしレクチャーを受けたあと、自走で帰る二人と別れて駅へ。のんびり輪行。 昼食後は近くの「いわさきちひろ美術館」へふたりで出かける。「長新太展」をみる。 なつかしいね。庭の見える穏やかなカフェでコーヒー&ケーキ。 相席をもとめられてOKしたおばさん二人連れが しばらくして隣のテーブルが空いたにもかかわらず、そのまま居座るので 「差し支えなければ・・・」と、実のところ、どいてもらった。鈍いよね。 二人の世界を邪魔しないでね。 帰り道、花屋さんによって、我が家の花壇の衣替え用の花と種を買って帰る。 満開のひまわりが今から楽しみ♪
コメント