由紀が冷蔵庫の電源をオフにしていてくれたおかげで静かに普通に眠れてすっきり起床。スタートの時間に今年は余裕があってシアワセ。7時前には朝食を済ませて荷物を預けスタート地点へ。補給にはカーボショッツ3本とメダリストを溶かしたボトルにメダリストのみのボトルのダブル。背中には「ヤマザキ薄皮アンパン」の代替品のような「ぐしけんパン」の「ミルククリームアンパン5個いり」を3個。今までの護送バスもないし、駐車場は広く、今までのダムの殺気立った雰囲気は皆無。いいことです。垣見さん、服部さん、盛永君のチームメイトはもちろん、滋朗さん、細沼さん、松下に、konaさんに豊嶋さん、、すっかりお知り合いも増えて穏やかなスタート前。ほどなく国際レースが通過。由紀も見送りに駆けつけたと思ったら、予定時間よりも10分近く早くスタートの合図。300人集団は、時折詰まりながら穏やかに平坦路を進む。急だったので後方からのスタートになってしまったが予想のうち。ポラールがHRをなかなか拾わないがあわてず騒がず小さな落車等をかわしつつハスらないように用心して進む。さて集団はヨナから最初の登りへ入る。ゆっくり作戦の(?)細沼さん、松下を順当にパス。服部さん、豊嶋さんもパスして進んでいくとようやく垣見さんに追いつく。みなさんそれぞれの思惑もあるだろうが、下りヘタレの私的には2回になったこののぼりを最大限に活用したいところ。そのまま垣見さんとつかず離れず頂上をクリアしたあと、下りへ。この段階で長く伸びた先頭集団の尻尾くらいにはいたはずだが気分の温まらない最初の下りはすぐに垣見さんにおいて行かれ、程なく先ほどパスしたみんなにも出し抜かれ、じりじり順位を下げる。われながら進歩のないことだと自己嫌悪に陥りながらもムリムリと下りきって奥へ登る。それでもそこそこの人数を保ったまま辺戸岬からの海岸線に出る。宣名真に差し掛かるとスタート待ちの80km組がずらり。歓声のなか走り抜けるのは気持ちいい。と思ったら後ろの方から「80のスタート前に通過できれば完走はOKだよ」と言う声が聞こえてくる。そういうたるんだ精神はイカンです。特に今年はもう既に1回上っているんだから。例年僕の位置ではこのあたりはせいぜい42km/hくらいの隊列なのだが、今年は速い。45km/h超で進んでいく。時折前に出て先頭交代を促して下がるが、きれいに回らない。先頭に出る奴が順番に鬼引きしては消え去っていく。しょうがないので適当に後方につけてヨナまで温存。このあたりで途中こぼれていた服部さんを発見して声をかけたが「速いー」の声ともに消えていった(とおもう)。さてさて2回目のダムへののぼり。きちんと踏めている。順当に後ろを切り離し先行していた豊嶋さんをもう一回抜く。じわじわと順位をあげつつ、頂上から今度は右手へ下る。やっぱりヘタレな下りは数名の追随を許しつつ下りきって適度な集団を構成。二回に増えた今年ののぼりは少しは自分には有利になったのかと思う。でもここからの容赦ないアップダウンが沖縄の真髄なのである。油断はできない。後半へ続く。
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