何度行っても沖縄前は緊張して、遠足の日の子供のように、目覚ましのアラームの鳴る前に目が覚める。シーコン引きずって始発の電車に乗るために、4時半に家を出る。駅前のコンビニでおにぎり3つ買って、夜明け前のホームでぱくついて起きぬけの腹を満たす。5時11分の電車にはまだ早く、冷える。通勤ではない土曜の電車はそれでも座れない程度には人がいて、立ちっぱなし。池袋線、山手線、京急ともトラブルもなく、予定通り6時31分羽田空港駅到着。当然ながら、ロビーは自転車野郎でいっぱい。細沼さん、山ちゃんと合流して、自転車を預けて搭乗を待つ。自転車の積み込みに相当てこずった模様で、予定より45分くらい遅れて離陸。そういえば、年々、普通の輪行袋率は下がりつづけ、シーコン的でかバッグ率がアップしているような気がする。早起きの埋め合わせに眠るにも飽きて、翼の王国もさんざん読み倒したころ、雨の那覇空港に到着。自転車待ちで荷物受け渡し口に殺到する我々に、「一部、自転車を積みこめなかったお客さまがいます」アナウンスが。。。しかし細沼さんの自転車は早々に引き渡され、僕のも、じきに手元に。三人一緒に預けたのだから、我々は大丈夫だろうと思ったら、山ちゃんの自転車が積めなかった組だった!。、レンタカーの手続きしてる間に次の便も来るだろうってんで、ゲートを抜けておまたせの神戸からの滝山さんと合流、空港に山ちゃん一人残してフジレンタカーへ。オキナワ時間でゆっくりと進む手続きの間に、想定通り自転車着いた、との連絡もあり、空港に折り返して無事山ちゃんピックアップ。しかし天気は 予報通り(以上)の大雨。明日が思いやられる。飛行機も遅れて腹も減る。観覧車近くのお店で、うみぶどう丼とソーキそばセットで腹を満たす。それにしても駐車場までにずぶ濡れになるくらいのどしゃ降りは続く。いやむしろ強まっている雨脚を突いて車は名護到着。港側に駐車して、シャトルバスに乗ってまちなか行って受付。雨に加えてテントも飛びそうな風も吹く。ゼッケンもらって、記念品は抽選方式。シーサーやらいろいろ用意されていたようだが、僕は、黒糖ともずく羊羹セット。滝山さんに相合傘していただきつつ、再びシャトルバスに乗り込み車に戻り、本日のメイン、今年から変わった慶佐次(げさし)からのコースの下見に向かう。対向車線には、この悪天候の中サイクリングの人々が黙々と走っている。そのまま逆走していくと、プロフィールマップからわかってはいたものの、アップダウンとテクニカルなコーナー。この天気で冠水箇所も多数。慶佐次から折り返して、こんどはレースの方向にトレース。100キロ走って来たあとのこのアップダウンはかなりつらいことは一目瞭然。見ておいてよかった。サイクリングの人たちに注意しながら車が進むと、なるしまの小畑さんが試走していた。うーん、風も雨もものともしない力強い走り。心の準備(あきらめともいう)もできたところで、21世紀に山ちゃんと滝山さんを降ろして、オクマへ。駐車場から体育館直行で荷下ろしして自転車をほどく。リアがクイックから外れてはいたが、特に異常なし。チェックインして荷物を部屋に。相部屋のお二方はすでに荷物を置いており、食事に出ている様子。我々も食事へ。ショボくなったとは言え、一般レベルで考えれば十分合格点のバイキング。パスタ中心にたらふく食って、風呂入ってサウナ入って部屋に戻る。相部屋の方は本多さんと中野さん。あ、中野さんは以前、能登で金沢駅から会場までご一緒したかたでした。そういえばその時も道中50円拾ったな。その後もオキナワで顔はあわせていて、会釈ぐらいはしてましたがお名前を聞いたのは初めてかも。今年こその初完走目指してます、とのこと。頑張ってください。
さて、ひどかった雨もそろそろ弱まってきて、夜空の雲も消えてくる。テレビの予報も%が下がってくる。明日は大丈夫なのか?期待が出てくる。4時半のアラームセットして消灯。晴れるのか?。走れるのか?
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