長男は確か、一歳ちょっとで立ちあがり、その後オリンピックのレスリングを見ているうちにモリモリ歩くようになった。次男も一歳を過ぎて2週間ほどでよたよた歩き始め、早めに靴に慣れさせたところ、どんどん外でも歩くようになり、その進歩の速さには驚くばかり。歩けると世界も広がって、好奇心も刺激されるのか、表情も一気に豊かになって、本人もよほど楽しいのであろうし、見ているこちらもとにかく嬉しい。5歳も近い長男の方も日々いろいろなことを覚え、いろいろな意見を彼なりに言うようになり、これまた相手をしていて飽きない。ジョン・レノンや伊丹十三のように、しばらくは育児にかまけて生活したい気持ちも十分に理解できる。このワタシに経済的余裕があるとすれば、そうしたいものだな、と思うくらい。没頭できれば、怒ることもないだろうな。子どもを怒っているとき、それはつまりはこちらに別の事情があって、焦っていたり、余裕がないからだから。ほかに振り回されることさえなければこの変化に富んだ、見逃せないこの瞬間瞬間にじっくり付き合っていられようというものだ。
でも、また明日からシゴト。仕事に気分を振り回されるような小さな男にはなるまいぞ。なんだそれ。
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