９月２日

夜のうちに雨が降り、久しぶりにエアコンナシで快眠できる涼しさ。夜中１２時過ぎに一度起きた櫂も、その後は朝までぐっすり。助かる。航は初めてのひとりの夜をおとなしく過ごせただろうか。

涼しいのはありがたいが、あがったかと思えばまたパラパラと降るヘンな天気。櫂の遊び食べによる被害を軽減するため、ご飯をのり巻きにしてみる。そういえば航の時に由紀がそうしていたような気がする。思惑通り、あまり散乱することなく、食欲も出たようで大成功。

午前中は買い物に出る。帰りに公園で、航と同い年の女の子の親子に会った。「あれ、航君は？」と聞かれたので、今回の件を話す。仕方がないことだが、誰に言っても言葉が出ない。むしろこちらの方が、落ち着いて話ができる状態になっている。きちんとした姿を見ているから。
家に帰ると、さっきからポツポツ来ていた雨が、急に土砂降りになる。洗濯物はぎりぎりセーフ。昨日大量に航の着替えなど持ちかえって干していたので、濡れると大変なことになるところだった。

 

由紀から連絡があり、航はナースステーションのお世話にはなったものの、予想よりは落ち着いていたようで、一安心。由紀も、二週間ぶりに病院以外で寝ることができ、ゆっくり休めたようで、よかった。そういえば、航の血液型はBだそうだ。やる時はやる、ってタイプかな。マイペースだしな。きっとこれからも大丈夫。

夕方、あすからお世話になる保育室に詳細確認に行く。まずは時間を延ばしながら慣らしで３日間。あ、幼稚園と違って、布団カバーとかシーツとか、タオルとか、用意するものがたくさんある。結局、９時前に櫂が寝た後、夜なべ開始。確か以前無駄に買っていた無印のシーツがグルニエにあったはず。サイズを測って布団カバー状にミシンをかける。そのほかタオルで作るエプロンとか、さほど難しいものはないのだが、今日の今日で材料がない、と窮すればなんとやらで、スエットのゴム紐引き抜いたり、こいのぼり用に買っていた紐の残りがあったりで、どうにか明日にはこと足りそうだ。

今晩はまた航はひとり。二日目。ちゃんと休めているだろうか。