朝、早起きなお隣のだんなさんが、朝食まで用意してくれる。このだんなさん、本当にポジティブでマメな方だ。たまたま出身が同じ山口県ということもあり、世間話などしながら、ありがたく朝食をいただいた後、混まないうちに早々に出発。歯磨きまでは持ち出してこなかったので、宗岡のファミリーマートで、タオル類と携帯用歯磨きセットを買い込んで、秋が瀬公園あたりで、ワイルドに歯磨きでもするかと、羽根倉橋を渡りきって曲がりこむと、目の前に知った顔(自転車)が。大木さんでした。チームメイトに会うのも、3ヶ月ぶり。大木さんには色々心配してもらっていて、しばし状況などの話をする。だからどうだ、ということも無いが、話を出来るだけで気分がラクになる。
大木さんと別れた後、ワイルドに歯磨きを済ませ、出発。17号、16号とつないで、早めに着いたので、病院に行く前に近辺の踏切リサーチ。宇都宮線、蓮田駅付近のまずは三箇所と病院から程近いところ。
こちらは道が行き止まりになっていて、地元に詳しい看護師さんによると、実は撮り鉄たちにとっての絶好の撮影ポイントなのだそうだ。
プラレールで遊んだりした後、午後からドライブ。親なら誰でもそうするであろう、今後の成長を見越した、やや大きめのコートが、今のやせた体にはさらにぶかぶかで、脱毛した頭には寒さ対策の帽子。おまけにギクシャクして歩く姿は、さしずめ、ハロウィンで変装したE.T.のようだが。予報に反して、天気もどうにかもった。下見どおり、踏切をガイド。僕が気がつかないようなディティールを指摘しながら、航はかなり上機嫌。思い起こせば、いくらペーパーだったからとはいえ、紛失した免許をそのままにして失効したものを、航の妊娠を機会に一念発起、産まれた翌日が確か卒業検定で、再び取得した免許。こんな状況でドライブして息子の笑顔が見られるなんて、夢のようだ。目を輝かせて踏み切りを観察していた航が、「病院に戻って絵を描きたい!」というので、約二時間のドライブ終了。病棟に戻った航は、今までにここでは見せなかったような笑顔を振りまきながらベッドにもどった。
さて、いざ帰ろうと病院の駐車場へ出ると、なんと土砂降り。夜の土砂降りで車を運転するなんて、あまり慣れない私には、生きた心地がしませんな。
夜は、自宅玄関先で着替えなどの交換だけして、由紀の実家へ避難。レンタカーでさすらう日々。。
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