同じ練習仲間にN君という若者がいる。乗鞍のヒルクライムを1時間07分ほどで駆け上がってしまうツワモノである。が、調子の波が激しく、ピークが続かないと自らも認める気分屋であるが、その脚質からして修善寺などではかなりの好順位をキープしている。そんな彼から昨日、こないだの群馬云々とオキナワへ向けてのハゲマシのメールをもらった。うれしかった。N君も年間通して走ろうじゃないか。君はまだ20代後半で若いが、僕は40歳、レースを選り好みしている時間はないのだ。廊下は走っちゃいけないし、老化もなるべくゆっくり行かなくてはいけない。学なりがたし、だ。そういえば学君だったな。
で、群馬の展開について少し考えてみた。体調に反してするすると周回を重ね、時には先頭立ったりして調子こいていたが、いままでにそんなところまで残ったことがないもんで、10周目で「ここまでくればラップ食らうこともないし、10%も全然セーフじゃん」などと頭をかすめてしまったのである。案の定、その直後に千切れた。自分で自分に見切りをつけてしまったも同然。集団はついていくものではなく、自分で作るもの。レース展開は巻き込まれていては勝てるはずもなく、自分から仕掛けてこそ勝てるのだと、つくづく反省しました。
ところで、とあるブログのリンクから、とあるメッセンジャーのブログにたどり着いた。毎日の走行距離から、ルート開拓、事故に対する未然の注意など。非常に冷静に判断されている。タクシーのドア開け、ウインカーを出さない急な車線変更、右折、左折。。。。視界の悪い車線の状況など場合によっては図入りで解説してあって、とても勉強になる。悪いのはどちらであっても、生身なのは自転車のほうだし、常に気分に余裕をもって、事故と怪我だけには気をつけるべし。
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