繰り返すアップダウンにだんだんと気力を奪われつつあるなか、200のこぼれ組を目標にしながら踏み続ける。厳しいなあと思いつつ高江関門をクリアしたころ、後方から20名近い混走集団がやってきた。なんと先頭をひいているのはフィリップ!。群馬ではSで3位だったし、調子が悪いわけはなかろう。ここから先海岸線の向かい風区間を考えると願ってもない集団。気合を入れて集団に飛び乗る。フィリップに「前に緑(200)は何人くらいいた?」と聞かれ「40人くらいかな」と答えて(ホントはテキトー)集団中程に座ってみると他にもリマサンズ福原キャプテンに、物練で何度かご一緒した河西さんの姿も。これは源河まで特急の指定席を手に入れたようなもの。生き返った。回る回る。微妙にくだりをアシストしてくれる人もいて、誰だこの人は、覆面レーサーのような人だと思っていたらなんと昨日一緒に夕食を食べた金城さんではないか。お返しにのぼりでは前を引きつつとうとう最後の登りもすんなりクリア!。足きり時間に30分近く余裕で忌まわしき源河関門を通過。嬉しい。ここからはサイクリングにしようかと一瞬ココロをかすめたが、後ろからフィリップが「GO!」。名護へ向けて足にはまだ余裕がある。後ろに4人くらいいたが、回せないらしく、オベストの若い人と2人でしかたねぇなと先行していく。前方に黄色のピナレロ。島田さんだ、話しかけると、眠れなかったそうでかなり辛そう。お疲れ様でした。
ゴールまであと○kmの表示も見えてきた。由紀が待っている。3年目の正直だ。足にも力が入る。
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