わわわわー。最近評判のよくないパナのタイヤですが、うっすらビードに割れを発見したのでvittoriaにチェンジ。210km中に破裂はごめんなので。
出発の19日朝も、いきなり怪しい雲。10時過ぎの新幹線に乗るために、我が家を出たのは9時くらい。雨の切れ間を見計らって出たものの、荻窪駅前で結構降られ、ルミネの狭い軒先で輪行作業。その後は順調に新幹線も到着して、新潟はすれすれ曇り。新潟港手前の朱鷺メッセのホールではどうやらEXILEがコンサートらしく、派手なトレーラーが数台とまっていて、ファンらしき若者が群がっていた。プロレスかと思た。ジェットフォイルも予定通り到着し、会場までの15kmほどを自走して受付(今年の参加賞は米3合!)。そのあとkonaさんにお願いして金沢のチームの方にご一緒させてもらうことになっている宿に向かう。宿間近になったところで脇を走る車から声がかかる。と、今回お世話になるナガオカさんでした。チヘドの横ちゃんも同乗で、宿に自転車を置いて、皆さんの受付と前夜祭(抽選会が目当て?)にご一緒する。途中から結構な雨が降ってきて、かなり寒い。そういえば、抽選会のプレゼンターで壇上に出てきたナントカって女性タレントも寒い人(ってかイタイ)人でした、誰?。道中の温泉で冷えた体 を温めて、宿に戻って夕食。かなりいい感じのメニューでした。満腹後は気になるのはやはり明日の天気。マメに予報をチェックするも、全国的な晴れマークに逆らってなぜか佐渡だけ雨マーク。この気圧配置で雨もなかろうと勝手に希望的解釈で慰めあって就寝。
さて6時のスタートにあわせて起床は4時。降っていない。降ってはいないが絶対降りそう。あーんど寒い。会場まで荷物を車に積んでいただいて、自走。手足のウォーマーに、靴カバー。指きりグローブ下に薄手のゴム手。会場まではウインドブレーカーも羽織ってはいたが、たぶん天気も回復傾向だろうと勝手に判断して、要領の悪い荷物預かりに一緒に預ける。ぐずぐずと荷物を預けている間にスタートラインは青梅マラソン状態に長くなっていて、僕らの並び位置はかなーり後ろ。12人ずつ5秒おきのスタートだそうで、待ってる間も寒い寒い。去年は荷物は宿に置きっぱなしだったのですんなり前から5番目くらいだったが、しかたなく、6時に12分くらい遅れて出発。横ちゃんとじわじわ前をかき分け進む。寒い。風もきつい。雨は時折降ってきたり、ごくたまにやんだり。のんびり行こうかとも思っていたが、この天気。マジで漕がないと寒い。おまけに帰りの船の時間もよく考えてみるとあまり余裕がないことに気がついて、少し焦りつつ走る。Z坂も越えて、両津近くなってきてつかの間の晴れ。あったかい。晴れてるうちに、およそ半分走ったのでエイドステーションに入って食料補給とトイレ。並んだ小便器の隣のやつはさっきから僕らの後ろにツキイチしてる奴だった。「引いてもらうと楽っすねー」とかなんとか抜かす。お前のような奴を引いた覚えはないし、そのキャイーンっぽいノリも嫌だ。と思ったが、そこは41歳の大人なので、笑ってかわす。じっとしてると冷えるので休憩もそこそこにリスタート。両津を過ぎてしばらく行ったところで久しぶりの信号待ち。の間に、気がつくと後ろに金魚のフンがぞろぞろとくっついて来た。レースでもないし、テキトーにぬるい競争のような競争でないようなロングライドってやつには、マジで走ってるように見えて先頭交代しようなんて心構えの者は誰もいないので(純粋にファンライドで来ている方は別ですよ)、次ののぼりでギアかけて振り落とす。レースじゃなくてもこういう輩は正直ウザイ。しばらく行くと、ここまでお付き合いしてくれた横ちゃんがとうとう遅れ気味に。かまわず行ってくださーいの声に後ろ髪を引かれつつ、時間もやばいので先を急ぐ。去年の記憶はどうやらかなりあいまいで、結構後半のアップダウンがきつい。程なく「あれ、もう追いつかれちゃいましたねー」なんてのたまうさっきのツキイチ君を追い越し一人旅になる。160km過ぎくらいで雨の冷えも悪かったか、腰がかなり痛み出す。痛まない姿勢を探しながらタラタラ走っていると、またまたさっきのツキイチ君がハアハア言いながら「やっと追いつきました~」なんて追いついてきた。どうせここまで走って足は残ってないだろうから、むかついてすぐに切り離す。10kg早いよ、君。その後、後ろから別の数名に抜かれていき、時折踏ん張ってみるが、寒さもあって、腕もがちがちでしびれ気味だし、もう足がない。やっぱり210kmはさすがに長い。結局雨風は断続的に続き、爽快に走った覚えなど少しもないまま13時40分くらいにゴール。ポラール値で7時間22分。アベ28km/h。平均気温は11℃。ホントに5月か?。去年の佐渡、富士山に氷雨を呼び、そして今回も、鶴見●吾はホントに雨男なのか。準備のできてないテントの牛丼をせかして腹ごしらえをして、荷物を引きとった2時ころに、横ちゃんもゴール。長旅のお付き合いありがとうございました。挨拶もそこそこに、再び自転車にまたがり両津の港へ向かう。到着すると、このイベントのじいさん係員がなぜか居残っていて100m位先からやってきて、こっちに来て輪行作業をしろという。え、だって何でわざわざ?。ここは邪魔な場所ですか?、違いますよね、何でですか、あーもう急いでるんだからと振り払って、袋詰め。引き下がったかと思うと、またまたやってきて、「ここの場所の制限時間は何時?」って、俺が知るわけないだろー。まったく。なんであんたが知らないの。もー。ここを3時に通過するような人が120km先に7時に間に合う訳ないでショー。と、今度は降りてきた観光客がどやどやと群がってきて「島一周したんか?」とか「ほー、こうやって折りたたむんか?」とか質問攻めにあう。適当にあしらいながら、なんとか予定より1便早い船に乗ることができたので、到着した新潟側でお土産を物色する余裕もできた。新潟駅脇でまたまた袋詰めに取り掛かろうとフロントのクイックをはずしたら、通りがかりのおばあさんが、「あら、簡単にはずれるのねー」と驚いて見ている。こうやって、こうやって、袋に入れて電車に持ち込むんですよーと説明すると「あらー、選手でいらっしゃるの?」なんて聞かれる次第。僕って、お年寄りを吸い寄せるなにかがあるんでしょうか?。とんとん拍子に新幹線も1本早いのに乗れて、9時過ぎには我が家に到着しました。プリンスロードの皆さん、横ちゃん、ありがとうございました。konaさんも、今回は走れなくて残念でしたが、またよろしくお願いします。
お疲れ様でした。
私が雨男かと思っていましたが、これで違うと確信が持てました:)やっぱ、鶴見○吾ですな。とはいえ、私の涙雨だったかも。
ちなみに私もへらへらツキイチくんは嫌いです。ロングライドでも男らしく乗れ!
投稿情報: kona | 2007年5 月22日 (火) 17:46
お疲れさまでした。
一緒に走れて楽しかったです。
次にご一緒するまでに、もうちょっと前をひけるように、もうちょっとついていけるように修行しておきます。
僕が離れてからあのツキイチ君とそんなことがあったんですね。もしかしてその人より僕は遅かったのかな、、ショック。
そういえばツキイチ君、金魚のフンの方々は、みんなレインジャケット着てましたねぇ。
投稿情報: よこちゃん@ちへど | 2007年5 月22日 (火) 21:45