栗原だより

7時だよ！全員集合。

ぼ、ぼ、僕らは少年探偵団！、ひとり老人！。なんてドリフのギャグが昔あったような。荒川はいつもの穏やかな流れを取り戻し道満の水もすっかり引いて（水がここまであったことを示す乾いた泥の白さが増水の凄さを物語ってましたが）通常ルート。志村（だ）さんの7時の呼びかけに集まったのは河野、志村（み）、ワタシ。公園事務所では増水で逃げてきたのか、見慣れない猫と遊んだりして。今日のコースは南周りコースで毛呂山、鎌北湖からグリーンラインを一本杉峠まで。登り強化月間のワタシとしてはサボるわけにはいかない。公園から坂を登ったところで、向かい側から走ってきたカマキリのようなロード乗りが手を振ってきた。誰かと思えばアンカーの田代！。ところであなたは練習中すれ違う人たちに挨拶をしますか？。僕はなるべくします。でもノーヘル野郎や、イヤホン君、上半身ハダカのDHバーおぢさんは無視したりします。ココロが狭いですかね。でもこうやってトップクラスの選手から手を振ってくれるのはホントに嬉しいことですね。

４人なのでローテーションも小気味よく、若者河野君の引きに乱れることなくじわじわとスピードアップで４０ｋｍ/ｈぐらいをキープ。結構きついです。今日は私一人40代なのです。江戸時代なら老人です。きついです。ま、ここに他の40代メンバーが増えたとしても、なんらペースに変わりはありませんが(むしろ速いかも)。休憩後のアプローチも速めのペースのまま登りへ入る。鎌北湖からの道は、ひたすら長い。河野、志村（だ）が先行し、じりじりと置いていかれる。後ろは志村（み）さん。シクロ女子日本代表といえども、女子は女子。こんなのぼりでは負けへんでーと、高をくくっていたら、最初のピークを過ぎて、ただでさえ下り下手の私に輪をかけて台風後の小石散らばる下りに慎重にならざるを得ないところに、背後から迫ってくる。さすがです。やっぱりシクロ女子日本代表なのです。しばらくは登り返しでギアかけてしのいでいたものの、そんな無理がたたって足も無くなり、とうとう抜かれてしまいました。ガックシ。本人は夏バテだといってましたが、しぼれてます。速いです。ワタシは登り強化月間のはず。こんなことでは鈴木京香月間くらいで終わってしまいそうです。ダメです。気合入れ直しです。

シロクマ休憩後、冷房の効いた店内を出ると、強烈な日差し。加えてまたもや、ハイペースローテーション！。若者河野君を先頭で放っておくと、メーターが40から41・42・43と上がっていきます。向かい風なのに。キビシー！。必死についていってどうにか終了。予報以上に気温も日差しも厳しく、よれよれで帰宅。成長ホルモンに満ち満ちた0歳児の横で、乳酸が体中にたまった41歳の親父も一緒に昼寝。げー、疲れた！

あああああ～川の流れのように。

週末を前に、山へ行く人、日曜に修善寺を控えた人、がっつり行く人さまざまな練習メニューが出ていたが、台風一過で暑くなりそうだったのと、そこそこ早く帰りたかったので、殿岡さん提案の松井さん仮想沖縄50kmコースにご  一緒することにして、きっちり5時に出発。と、ここまではいつもと変わらない土曜の朝であったが、なんといっても昨日の今日で、荒川は豊かな水量をたたえて、朝日を反射している。ガンジス川かよ（見たんか。）なんて馬鹿なことを考えながら幸魂大橋を渡り終えてみると、ぶら下がっているはずの表示看板「あらかわ」が見事にはずれて落ちていた。さぞや強風が吹いたものだと思いつつ、ここからぐるっと下る道は、そのまま重心を低く勢いを殺さず、道満へ突入～って、えええええええっ～!!!。目の前に湖がっ！。ドリア～、じゃなかった大増水で、こんなところまで水が。。あっけにとられている私の正面から、ママチャリでざぶざぶあがってきたオヤジがいたが、勘弁してネの米倉マサカネ。そんなこと高級自転車の私にはできません。引き返して一般道を迂回すればサイクリング道路にはたどり着けるのだろうが、これでも23区の端くれアーバンライフなワタシの脳味噌に、ここいらのルートを検索する能力はなく（というかあまりの情景に思考停止）、松井さん、殿岡さんのケータイに電話して、引き返す旨連絡。参りました。

いつもの成増ローソンに寄り道すると、最近仲良しのオキナワンな店長（名前と顔からしてそうなのです）が、今日は早いね、と話しかけてくる。実はこれこれと今の様子を説明して店を出ると、走り足りなさそうだねーと送り出される。確かに全然走り足りないので、旧チームで走っていた「連光寺」のコースでも久しぶりに走ってみるかと、増水 つながりで多摩川方面に行ってみることに決定。久我山を抜け東八道路を越えて、多摩川原端から見下ろせば、こちらもミシシッピ川かよ（見たんか）ってくらいのすんごい流れ。明らかに川の端が崩れている。そのまま矢野口へ出てみると、こちらでも倒れた看板が。いやびっくり。

久しぶりに走るコースは、ぐるっと30キロほどのなかなかのアップダウンなプロフィールで、ガツンと走るにはちょうどいいものの、なんといっても信号も多いし、いつもの物練コースよりはるかに車も多くて走りづらい。ひとり走りでどこまで追い込めるのかも怪しいところ、メーター読みでは以前の記憶より2km/ｈ増しくらいでいずれの坂もクリア。まあまあじゃないすかね。

帰ったら松井さんから、迂回ルート情報が届いてました。ありがとうございます。いずれにしても明日は水引いてるといいけど。

お勤めごくろうさまです。

首都圏は台風直撃でエライことになっていたが、今日は息子の1ヶ月検診日のためすでに休暇申請済みでなのであった。家中の雨戸を閉めていた夜が明けてみると、まずまず本体は去ったようであったが、交通の乱れは必至。ニュースをつければ、やはりあちこちでの遅れ、運休が伝えられており、我が子に感謝。で、午前中のうちに産院へ。母子ともに順調で、僕ら二人の子にしては、意外に身長は高め。体重も出生時より1300増えて4kg突破。ウチのデブ猫にあと少し。それにしても無邪気な顔で、ウンチもおならも元気がいい。と、書いてる隣で、すごい音が。またおむつ交換です。

パンパカパーン！

ノックノック、ハンガーノック。なぜ、パンパカパーンなのか分かった人は、かなりお年？。8月の夏休みを引きずってそのまま土日の9月最初の週末。いつの間にか、だらだらと鳴き続けるミンミンゼミから、溜め込んだ宿題をせっつくような、ツクツクボウシにBGMも変わり、9月だからってわざとらしいんじゃないってくらい涼しい中、久しぶりに土日連続で距離走りました。土曜日は追い風も手伝って集合場所までのアベが29km/h。そんでもってゲストに、昨年の富士200女子チャンプをお迎えして、アプローチも速ぇ~。登り強化月刊に賛同いただいて、松郷から定峰へと向かうが、霧雨がだんだん濃くなってきて、松郷で引き返し。ま、西平まで下ってくると雨は収まってたりするんですけど。そんなこんなで帰りも速ぇ~。富士200女子チャンプ、あの小柄な体のどこに？ってくらい、フォームも安定したパワフルな走りで、非常に刺激になりましたです。で、午前中には帰り着いて、子育て開始月間でもあるのでした。馬鹿になると言うのはホントなのか、まーいつまで見てて飽きないもので、こっちが夜更かししてしまいそうになるのを、ぐっとこらえて就寝。日曜日も6時隊でGO。穏やかなアプローチの終盤の清澄まえに、突然河野君が「前引きますよ、ポイント取っちゃってください」と持ちかけてきた。学校帰りの下足箱で、じゃあねーっていう直前に突然コクられたくらいの、急な申し出（そんな例えありか？）。昨日の疲れもあるしタラタラ登ろうかと思っていたのに、受けてたたずばなるまい。この屈強な若者のケツについて、発射台に乗る。先行していた4･5人をぶち抜いて、見事ポイントをGET。なかなか気持ちよかですたい。亀ロー後の登りメニューは、一本杉から猿岩（？：この辺まだ良く把握してないのです、ワタシ）。二郎さん、河野君、戸井さんメインの先行隊は、あきらめて見送り、中盤で踏ん張って登る。落ちてきた原田さんを捕らえ、丹羽さんに追いつき、しばらくデッドヒート。なんとか振り切ったものの、こんなせめぎあいはホントにキツイ。いい練習になります。さらにもう一山行く大半の皆様と別れて、戸井、原田と3名でここで引き返し。かなり売り切れていたので、格の差に甘えて、戸井さんに引いてもらって帰ろうかと横着な考えがアタマを掠めたが、そうはいかんざきなので、三人でまわして三段坂経由。一段二段三段、そして山村坂も必死でギアかけて、向かい風を突いて37km/ｈペースでのローテを我慢していたら、とうとう電池切れ。ACRたどりついたらもうヨレヨレ。上江橋からは20km/hも出ない！。お二方にはご迷惑おかけしました。運動公園事務所で缶コーヒー、オロナミンC、アルギニンチャージで、フラフラとおうちに帰り着きました。休みの日ぐらいはと、腕をふるってパスタで昼食。夕方に大家さんと息子のご対面。「あら、お父さんにそっくり！」って笑うところか？！。ま、似てると言われて悪い気はしませんけど。お祝いもいただきましてありがとうございます。