毎日毎日、僕らは鉄板にょ!。って、日々朝の天気予報では、決まり文句のように今年最高の冷え込みって、いつまで冷え込み続けるのか、このままだと8月にはマイナス30℃だよなって、ばかばかしいことも口をついて出るくらい、今日もひたすら寒い。電車にしようかなーなどと弱気の虫がうごめきだしたところ、NHKのニュースに映る、見慣れた道の風景。「歩道での自転車と歩行者の事故の増加を受けて、杉並区では自転車専用道の実地テストです」だそうで、早稲田通りから阿佐ヶ谷駅寄りの中杉通りに、コンクリートのはかまをはいたガードレールで車道を分断している。と、そこまではいいのだが、映像をよく見ると、これが設置されているのは片側車線のみ。駅から早稲田通りに向かう車線には設置されていない。放送を見ている時間内にも、この狭い自転車道を逆走する自転車がチラホラ。これは由々しき事態だとさっさと着替えて自転車でGO。現場についてみると、案の定、この自転車レーン内に、「→」と「←」の両方向の矢印がプリントされているのである。まったく分かってないのである。車道の逆走を容認しているのである。「自転車と歩行者の事故の増加」の一番の原因は、自転車を歩行者の延長としか考えなくなったバカな日本の道路行政であり、「車両」としての扱いを見直すことが大前提だというのこのザマである。そのうち、駅へ急ぐサラリーマンやOLや、この通り脇にある保育園に子供をつれて乗ってくる親たちの流れに対して、逆走してくる、通りの裏手にある学校へ急ぐ高校生どもが衝突事故を起こすのがオチである。もともとの第一車線を8割くらいをツブして作ったこのレーンの残りの2割くらいは、私にとっては絶好の走行レーンとなっていて、ここを走っていたら、監督のおっさんが、「自転車レーンをはしってくださーい」と絶叫していた。当然ながらこの隙間も原チャリの絶好のスリヌケスペースになるのが目に見えている。しかも今朝見た限りでは、このレーンをケータイを見ながら走っている高校生は見逃されていたし(きっちり私が注意したが)、ホントにお役所やケーサツのやることは、カタチだけで中身が伴わないものである。本気でやってるつもりか?この実験。意味ないぞ。
そのニュース私も見ました。確かそこは区と国土交通省の仕事らしいです。
別の区では区と東京都の仕事として道路の両側に自転車通行レーンがペイントされていました。こちらは桶ですけど、ペイントされた上にたぶん堂々と路駐する車たくさんの悪寒。
投稿情報: kona | 2008年1 月29日 (火) 13:20