近頃、荒川あたりを走っていると、自転車のりが増えたなーと思う。日々の通勤でも以前に比べて格段に増えている。おそらく多摩川方面でもそうだろうし、あっちは人が多くて大変だろうな。新座のはずれから6時に家を出て、8時半には鳩山まで走って10時過ぎには入間大橋あたりまで帰ってくるようなペースなのは我々くらいなもので、多くの人は対抗車線をすれ違う。同じ道を走るものどうし、すれ違うときには軽くアタマくらい下げて挨拶をするように心がけているが、意外に「ひとり」で走ってる人が多い気がする。自転車なんてものは、幼少期のたかが1日を費やして何度かの転倒にめげずにがんばれば誰でも乗れるようになるものだし、免許も要らないし、そこそこのロードでも買ってペダルを踏めば、その爽快感に酔いしれることはできるし、新鮮な発見もあるだろう。かく言うワタシもロードを買って最初の2年くらいは、通勤に乗るのみで、気が向いて走りに行くときはひとり。どこにどんな道があって、どれくらい走れるのかなんてあまり考えていなかった。地図持って道志道走って感激してたり。それが最初のショップのチームに入って、多摩川方面のコースを走るようになり、物足りなくなって今のチームの練習に混じって荒川方面を走るようになり。そうなると格段に走るのが面白くなった。ルートのことはもちろん、機材のこと、日々の生活のこと、いいことも悪いことも他人のことは勉強になることばかり。どの位のレベルの人がどのくらいの練習をしているか、それが自分にできるかどうかは別にして、ひとりでは気づかないことはたくさんあるのである。また、なによりも「時間を決めて一緒に走る」ことが、サボらないことの大きな原動力。おひとりの皆さん、どこか良いチームを見つけて走ってみるといいですよ(ってこの日記見てる人には関係ないか)。
と、まあこうして走っているわがチームなのであるが、客観的に見ると(客観的じゃなくても)、JCRCの「Sクラス」だらけであった。とはいえみんな最初からそうだったわけではなく、それぞれ努力してSクラスに上がっているところがマブシイところ。この一年で3人?4人?トントンと上がっていってしまってる。Sまでとは行かなくても他の人もみんなクラス上げてるしなあ。あんまりJCRCにも出てないから仕方ないけどワタシがこの「Dクラス」から抜けるのはいつのことでしょう。レースに出ないと身につかない勘ってのもあるしね。息子が気づく前に、少しは上がっとかないと。ああ。
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