先週に続いて今週も月曜は雨。しかし通勤の電車は好きではない。満員の西武線、隣のヤンサラ(とは言えおそらく30代半ば)が読んでる文庫本をつい、目で追ってしまう。ミモリがモンスターに吹っ飛ばされ、なんとか自力で立ち上がる(無傷なわけねーだろ)、とか、ロッシィは閃光玉(そんな都合のいいものどんな成分でできてるんだ?)を探すが見当たらない、とか、父を超えるのが(背負わなくていいコンプレックスを自ら課してどうする?)どうしたとか。文庫本かと思ったら、なんだどうせゲームのノベライズだろ。一心不乱にエロ文庫読んでるおっさんもよく見かけるが、若いやつもレベルが低い。こんな本を朝から読んでるから、現実が直視できないのだ、まったく。だいたい近頃の映画にしても、意味不明なファンタジーとやらが、精度のあがったCGのせいで薄っぺらいリアルな画像で展開されていて、世の中全体が重さのないふわふわしたものに感じられる。文明が進みすぎていつか崩壊するという繰り返しが過去にあったというのは、なまじウソでもないかも知れない。そんな憤慨を胸に納めて乗り換えた山手線。先週は前の兄ちゃんが新橋野郎で失敗。今日の私も土日の乳酸が両ももに溜まっているのでできれば座りたい。ところがー。先週に輪をかけて、今日の僕の前に座っているおっちゃんは、なかなか降りない。東京でも降りないし、新橋でも降りないと思ったらなんと同じ田町駅で降りたのだった。池袋と田町は山手線ではちょうど反対に位置していて、普通に考えればこの間は最長距離のはず。このおっちゃん、池袋より前から乗ってませんか??。座りたい、なんて思ってるから2週続けて罰が当たりましたかね。がっくし。
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