18年間の喫煙歴のあるワタシとしては、現在町で遭遇する喫煙者(つまり路上喫煙者)を、一概に批難する資格はないかも知れないが、世の中確実に喫煙マナーは悪くなっているような気がするのは、やめた私の気のせいなのか。ワタシの勤めるオフィスのある小さなテナントビルの1階には、LAWSONがあり、その入り口に灰皿が設置してあった。店の言い分としては、歩きタバコをしてきた人がそのまま店内に持ち込んでは困る、ということなのだろうが、もともと店の前の道は港区として禁煙のはず。特に駅前周辺としてモデル地区にもなっているはずだし、そんな言い訳きかないくらい、「喫煙目的で立ち止まって火をつける人」が大多数で、常に3~4人がたむろして煙を吐き、灰皿にキャッチしきれない吸殻が路上に散乱していた。その隣にエレベータへの入り口を持つ私のオフィスの方にも「喫煙禁止」の張り紙のついた灰皿(どーゆー意味?)が置いてあり、雨の日などは雨宿り喫煙者が入り込む有様であった。店の敷地内でもない明らかに路上喫煙を助長するこの灰皿に対して、苦情申し上げたところ、ようやくこの連休前に撤去となった。エレベータ前のお馬鹿な灰皿もなくなった。亀ローやらトモローくらい、だだっ広い駐車場があるようなところなら別にワタシも文句はいいませんよ。近年喫煙者の肩身が狭いのは非常にお気の毒であり、毎日通る新宿西口の喫煙スペースで一心不乱にスーハーしている人たちの間抜けさ加減と言ったら、その隣で乾いたゲロをついばむ視界の定まらない鳩のようである。しかし、タバコが体に悪いよー、なんて、自転車ホンキになってから僕も実感したようなもんだし。体に悪いのは個人の勝手だが、周囲に迷惑だなんてのも、やめた身だから感じることだしな。こんな快晴の今日は、昨年来の仕事の一区切りで反省会だとかで、しぶしぶ電車。そのメンバーも僕を除いて皆喫煙者。あー憂鬱。18年間の自らの反省も込めて。
喫煙者肝トレは嫌ですねぇ。
当院でも院内は完全禁煙。玄関の外に喫煙スペースがあります。しかし、「寒いのにたばこを吸うために院外に出なければいけないのは体に悪い。これでは病気が治るのがかえっておくれる。たばこが体に悪いなんてへりくつは聞きたくない!」という投書があります。結局、良識には期待できないって事だなと思います。
以前、米国でいた研究所は施設内は当然、玄関から100フィート以内は禁煙でした。マイナス10度の冬の日にquick smoke or deathなんていいながら、寒空の下にたばこを吸いに行く同僚がたくさんいました。
投稿情報: kona(喫煙歴なし) | 2008年5 月 8日 (木) 15:01
タバコに関ると、臭いはもちろん、コーヒーガブ飲み、飲酒、ついでにラーメン・・・とそのもの以外の悪い連鎖がたくさんあるような気がします(というか止めてからそれらがぷっつりなくなりました)。konaさんもはやく体調戻してくださいね。
投稿情報: kominato | 2008年5 月 8日 (木) 15:29
あまりにタイムリーな記事なのでコメントします。
>、「喫煙目的で立ち止まって火をつける人」
それ弊社の人間かもしれません。申し訳有りません。
本日外出時に会社の出口を通ったら出入り口(勿論禁煙)で弊社の人間がタバコを吸っていました。「ココでタバコ吸ってもいいのですか?」と聞いたら無視されました。本部長クラスの人間なのに。同じ会社の人間として恥ずかしい限りです。
投稿情報: モリモリ(喫煙暦なし) | 2008年5 月 8日 (木) 20:24
自分の経験からも、タバコってそういう認識のものなのだと思います。あくまで嗜好品ですから。税金払ってんだぞーって開き直る輩もいますが、その後始末にその税金分くらいは消えてますね。年配者ほど意識が低い傾向にあるのも事実ですね。吸わない人、やめた人にしかわからないことも多いです。
投稿情報: kominato | 2008年5 月 9日 (金) 01:45