サイクリングロードは、自動車が入ってこない場所で、自転車だけでなく、ジョギングや散歩、ついでに犬の散歩をする方も多い。その中にあって、自転車という存在は「軽車両」であって、先述のほかの「歩行者」に対しては細心の注意を払う義務があるのかも知れない。しかしながら、やはりどうしても許せないのは「マナーの悪い犬の散歩」である。犬がマナーが悪いのではない。正確にいえば、「マナーの悪い飼い主に連れられた、野放図にされた犬の飼い主」の非常識さ。チーム練習でもこの1年の間に2回遭遇した落車は、リードのない突然現れた犬に起因するものだった。放し飼いは言語道断だとして、リードがついていたとしても、ビヨーンと延びる「伸縮リード」ってやつは、本当に困りもの。先日一人で走っていたときも、上江橋で、腰にこの伸縮リードを固定してジョギングするジイさんひとり。確か前にも遭遇したなあと、思い出してみれば、そうだこの犬、自転車によってくるんだった。案の定、ジイさん追い越してみると、必死で前を走るこの犬、僕のほうに近づいてくる。危うく後輪あたりに巻き込みそうになり、大声で怒鳴ってみても、爺さんは朦朧とした表情でひたすらジョギングするのみで、状況が把握できていない。伸縮するのはかまわないが、こんな場所ではきちんと短くしてロックしておくのがマナーってもんではないか。
サイクリングロード脇から、なんか人が上がってくるなあと思うと、なんとその先にトラップのように横に張られたリードの細い伸縮部分の紐が!ってことも何度か。この先につながれている犬もダックスフントやその手の小型犬だったりして草むらに隠れて確認不可能なのだ(多摩川方面に多いですね)。飼い主もロックしてない状態、もしくは制御できないほど伸ばした状態で、他人に襲いかかったり(犬がじゃれてるつもりでも)、はたまたかわいい愛犬が車に轢かれたりするんじゃないかとか、そんなことくらい想像できてもよさそうなもんだ。憤慨。
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