搾り出すような、嗚咽するような、かと思えば、突然怒ったように声を張り上げるラルクアンシェルの気持ちの悪い歌が毎日毎日繰り返されるバンクーバーオリンピック報道(NHK)である。突然英語の混じる意味も良くわからない歌詞、青白い顔のボーカル、くわえタバコのギター、およそスポーツには似つかわしくないイメージのこのバンドをテーマにするNHKのセンスってのは困ったもんだ、ある意味、件のスノーボーダーの着こなしより責められるべきかもしれん。「栄光への架け橋だー」とか、勝手につけたテーマ曲にかこつけた実況を「名アナウンス」と言ってみたりしたあたりから変だと思ってたけど。ところで、メダルが取れそうな種目くらいはやっぱり気になるものではあるが、フィギュアスケートの男子。銅取れた高橋君は立派だと思うけど、なんだ、プルシェンコもライサチェクもいないから、オリンピック前の大会は日本勢が金とか銀とかだったのかってのが現実なのかと。高橋君のは、芸術点がたかいらしいけど、僕の目にはどうも「競技社交ダンス」のラテン系的なおケツプリプリ感が否めないのである。織田君のチャップリンも「それはエキシビジョンのネタじゃないの?」って感じで、日本人的にはもう見飽きちゃった感もあるし、どううまく行っても銅メダル狙いだし。ライサチェクのあとに登場したときは、悪いけど子供が出てきたかと思った。とはいえ、帝王プルシェンコも我が家では「つけっぱな」と呼ばれており、「ごっつえぇ感じ」で松本仁志が扮していた「パーティいかなあかんねん」の「Mrベーター」にしか見えず、その集中力を欠いたフリーの演技では無理な「決め!」のポーズに笑いっぱなしであった。その辺からすると、ちゃらい映画音楽ではなく、シェエラザードの曲に乗ったモチベーションの高かったライサチェクの金は当然の結果だったのかも。どうしても金メダル取るぜ、って気持ちがビンビンだったね、髭青いけど。
そうしてみると、キムヨナの「007」は初めて見たときは、それなりに面白いとは思ったがやっぱりそれはエキシビジョンネタの域を出ていない気がして、オリンピックという舞台では、どうも小さな演技に見えてしまう気がする。アンドーミキの「クレオパトラ」も理解不能だが、「借りてきたキャラ」を演じていては金メダルは取れないのだろうと、勝手な予想。そんなわけで、ミスさえなければ、まおちゃん金メダルだな。と、昨晩のNHKの特集にすっかり洗脳されたワタシ。NHKってば、先日の滑降の「スビンダル」の番組といい、面白い番組作れるんだから。だから変なテーマ曲だけはやめてね。
そうしてみると、キムヨナの「007」は初めて見たときは、それなりに面白いとは思ったがやっぱりそれはエキシビジョンネタの域を出ていない気がして、オリンピックという舞台では、どうも小さな演技に見えてしまう気がする。アンドーミキの「クレオパトラ」も理解不能だが、「借りてきたキャラ」を演じていては金メダルは取れないのだろうと、勝手な予想。そんなわけで、ミスさえなければ、まおちゃん金メダルだな。と、昨晩のNHKの特集にすっかり洗脳されたワタシ。NHKってば、先日の滑降の「スビンダル」の番組といい、面白い番組作れるんだから。だから変なテーマ曲だけはやめてね。
なんだ、誉めてたのはタイトルだけ? もっとこう、純粋にカンドーする心は持ち合わせてないんですか?
そういう僕もフジテレビのテーマ曲は吐き気がするほど嫌いなんだけど。
NHKのは、わりと好きかも。
投稿情報: matchacci | 2010年2 月23日 (火) 00:22
フジのは誰が歌ってんだろ?。いつからこんなテーマ曲をつけるようになったのか。ま、芸術点云々ってのは、ド素人にも、あーだこーだ言われちゃって、本人たちは迷惑かもね、飲み屋ネタだな。
投稿情報: こみなと | 2010年2 月23日 (火) 15:25