慣れないジョグをやったのも、今晩の暴飲暴食に備えてのこと。という訳ではないが、帰省の一番の目当て、フグです。暮れに家族揃って久しぶりの再会の団らん、ってやつですな。食も進み酒も進み、ばったりと寝床についたのですがー。突き上げる吐き気で目が覚めて、真っ暗闇のなかトイレに駆け込み、便器と対峙。一旦寝床に戻ったが、再び、トイレへ。下からも加わって、その場は治まって寝る。ところが朝目覚めると、調子こいたジョグによる筋肉痛も上乗せされて、とにかく起き上がれないほどの、身体中の激痛に襲われる。どうにか朝飯は胃袋に押し込んだものの、そのまま敷きっぱなしの布団にUターン。結局、紅白歌合戦も見ずに、年が明けるまで伏しておりました。聞けば酒を飲まない姉も同じ症状。親父も少し下していたらしく、どうやら、おがくずに被って届いた、生きた海老に当たった可能性大。生きてるとは言っても、半分死んでるみたいなもんだし、生け簀でもないかぎり、生食は禁物でした。一年間の最終日を寝たきりで過ごすとは、保険証紛失状態で、ヒヤヒヤしました。それでも丸一日寝ていたおかげで、2011年は、鋭い腰痛は残るものの、普通に雑煮もいただける程度に復活。午後の新幹線へは、お屠蘇の入った親父ではなく(運転する気満々だったところが怖い)、兄の運転で、駅まで無事に送ってもらいました。 宰相排出ナンバーワンのおかげで、のぞみの停まらない駅ばかりたくさんできた山口県を(迷惑)こだまで通過したあと、広島でのぞみに乗り継ぐ。ところが、向かい側に停車中ののぞみに乗ろうにも、身動きが取れないような混雑。Uターンラッシュはまだなはずだし、何かと思えば、「マキノ〜マキノ〜ラララララ〜(ミッキーマウスマーチの節で)」の歌声。ドイツ行きの決まったサンフレッチェの、日本代表マキノが、僕が乗り継ぐのぞみのデッキにいて、ホームが見送りのサポーターやらテレビカメラでいっぱいだったのでした。あまりの混雑で危うく乗れなくなるところで、「乗るんじゃ〜、どかんかコラ!!」と怒鳴りつつ強行突破で本人脇から新幹線に乗ったから、僕もニュース(とはいえローカル)に映るかも(笑)。日本代表様はさすがに隣のグリーン車のようでしたが、だったら、こっちから乗らないで。
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