昨夜は、夜中の二時過ぎに櫂がむづがって起きる。何をしても寝ないのでほとほと困っていると、よく見ると首の後ろ辺りとお腹にぽつぽつと湿疹ができているのが痒いようだ。なにか食べたものに反応したのかどうしたのか。そういえばこんな時に由紀がつけてやっていたクリームがあったなと、探してきて塗ってやると、ほどなく寝入った。そんなこんなで、朝の目覚めは6時半と、かなり遅めになったが、ふと、櫂を預けるようになると、いかなる事情でも早く起きないといけないのだなあと、キビシイ現実がアタマをよぎる。
食事も洗濯もかなり慣れてきたとおもう。というか、いい加減慣れないと。由紀から連絡があり、予定通り一旦帰宅するとのこと。病院にはシャワー程度しかないのでせめて風呂ぐらいと思い、洗濯の後風呂掃除。牛乳、納豆など定番の買い物を済ませて帰宅したすぐ後に由紀も帰宅。一息ついてすぐに、保育室の準備もあって航や櫂の服を整理。この辺ばかりは、家の中のどこに何があるのかを把握してないので、申し訳ない。というか、何もなければこんなことも思うこともないのだが。蕎麦をゆでて、久しぶりに二人で話をしながら昼食。今後どんなペースで帰ってこられるのか。親が体調崩すわけにもいかないし。
病院の夕食の時間もあるので、いくつか病院へ提出する書類と、昨晩つくった巾着袋などを持って、3時過ぎにUターン。とにかくこちらのことは何とかする、航の面倒を頼む、と見送る。
幼稚園の手続きは、園長不在につき明日に延期、今日は少し時間に余裕があるので、早めに櫂に食事をさせる。遊び食べが激しい時期なのか、最初はかなり戸惑ったが、開き直って対応できるようになって来た。しかし、自分の食事は完全に後回し。出せば食っといてくれるわけじゃなし、食べさせたり、きちんと食べきるか、見届けないといけないし。今まで、自分が帰宅したときに、なんかもう一品欲しいなあ、とか、もっとタイミングよく食事にならないかなあ、なんて思っていたのが、いかに傲慢なことかよくわかる。
由紀から冷蔵庫の中身も説明を受けて、処分すべきものも把握したので、櫂の食べる合間合間で、凍っていたししゃもを焼いて、どうにか自分の食事も済んだ頃、またお隣から差し入れをいただく。明日の朝に回すことになるが、本当にありがたいことだ。
病院にひとり、残されることになった航は激しくダダをこねていたため、車いすでナースステーションに監視されていたようだが、戻った由紀からは、おとなしくプレイルームにいたと連絡があり、さらに膀胱の管も外れたそうだ。よかった、これで大部屋生活も大丈夫だろうか。お手製の巾着もバッチリだったようだ。アームストロングパワーを信じて。
明日は幼稚園の手続きを済ませて、午後から出社。義母と義妹のヘルプです。人生で一番長い八月もおわりだな。
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