休んでいても、ひっきりなしの仕事の電話やメールがあって、体を休めようにも思うように休めない。おまけに昨日は由紀が泊りだったので櫂の添い寝で睡眠不足。今日は朝から立ち寄りでそのまま打ち合わせが二件。こうなると遠く離れた職場まで行くと、タッチアンドゴーで帰る羽目になるので、そのまま直帰。せっかくなので、風邪気味な体を早めに回復させるために医者へ。夕方から予報されていた雨は病院にいる間に現実となり、あっという間に、ジャンジャン降り。しかたなくコンビニで傘買って帰る。家で先に夕食の準備をして櫂を迎えに。
櫂の食欲は旺盛で、一息ついたころに、またお隣からの差し入れ。野菜など少し足りないかなと思っていたところに、ホントに助かります。
この時間に家にいると、NHKのクローズアップ現代をしっかり見てしまえるのだが、今日はIMFのクリスティーヌ・ラガルドが出てきて、日本における女性の職環境について熱く語っていた。聞けば聞くほど男前(こういう表現しかないところが問題なのかも)な女性だ。私の今の状況などからすると、これは女性だけの話ではなくて、とにかく日本の仕事環境すべてに当てはまる話だとつくづく思う。だいたい、18時からの打ち合わせの設定などあり得ないハズなのに、それが当たり前になっているのはなんでだろう。職場は遠いし(埼玉県は通勤時間日本一なのだ)、職場から客先がまた遠いとくれば、一日のうちに移動に割く時間は尋常ではなく、現場をかえりみない管理者オリエンテッドな会議や報告にさらに時間を取られ、そもそも我々は何をやってお金を稼いでいるのか、まったくもって見えなくなっているとしか思えない。効率よく時間を使って仕事を片付けようなどとはだれも考えていないに違いない。なにかあればみんなで集まって悩んでいるフリをし、責任をとるポーズをとり、最終的には、誰かデキル人に頼っておしまいなのだ。管理者なんてお気楽なものだ。
こうして考えると、子育てしながら働いている女性の時間感覚たるや相当なものだと思う。カイシャのおっさんどもは考え直した方がいいと思う。
ま、そんなところで由紀からメール。航はしっかり食べられるようになり、夕方点滴が取れたらしい。今日で二ヶ月。山中さん風にマラソンに例えれば、序盤15km付近で、このレースのペースができてきて、中盤に向けての様子見段階。ペース配分が大切なのはマラソンに限った話でもない。垂れないように気をつけて行こう。
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