昨日買った貨物列車と、先日撮影した踏切DVD第二弾を持って、航指定の10時34分に到着すべく、9時前に出発。そろそろ北風ぴゅーぴゅー向かい風がきつい時季だが、36号は路線バスペーサーがついたり、向かい風には対抗したくなる性分だったりで、10時15分には到着。想定外に早かったので、ベッドの航は面食らっているようだった。
到着してスグに、貨物列車を走らせたくてプレイルームに行きたい、とせがまれる。まだ電池を仕込んでなかったので、裏返してみると、失敗、ドライバーが必要だった。ちょうど、エアコンのフィルター交換のおじさんたちが病室にやってきたので、あつかましくも聞いてみると快く持ってきてくれた、のだが、でかくて入らず。結局、下の売店で借りて無事電池を入れて、ついでにガリガリ君を買って戻る。航はそろそろ口が痛くて、食べ物がつらく、ガリガリ君は冷たくて痛みが無く食べられる数少ないものなのだ。食べてる間、DVDを鑑賞。所沢から、小田急、京急、世田谷線とバラエティに富んでいる内容に航も満足げだ。一生懸命撮影した甲斐があるぞ。
航は、足取りはおぼつかないものの、なんとか手すりをつかんで歩けるまでに体力も回復していて、点滴もつながっていないし、手をつないで、ゆっくり一歩ずつプレイルームへ。線路をつなぎ、貨物列車は持ってきた貨車二両以外にも病院のものをどんどんつなげて14両編成。新幹線より、貨物列車が好きなんだそうだ。なんか、力強く見えるのかな。
昼食後はお風呂。ワタシが入れるのは初めてで、なかなか疲れたが、本人はさっぱりして、気持ちよさそう。その後もまたプレイルーム。とにかく嬉しそうで、こちらも嬉しい。トイレに行くにも、歩いていけるようになったし、前回のぐったりした姿からは想像もつかない。回復に向かっているのだという、実感が最近はある。8月のあの日の感覚は、後にも先にもないであろう衝撃であることには間違いないのだが、少しずつ、過去のものへとなって行く、なって行ってほしい。
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