天気予報などというものに全幅の信頼をおいているわけでは決してないが、この時期「暖かくなります」と言われると、期待感もあり、信じてしまうのが人の常と言うものだろうと思うが、土曜はまったく大はずれ。日曜はこれがまた、予報どおりで、昼までは暖かかったものの、午後から天気急変で、北風が吹き荒れ、一気に気温も下がる。鼻水っぽかった航がだんだんだるそうになってきて、とうとう発熱38度。月曜は、月に一度の外来検査とMRI検査が控えていて、その付き添いは私が行くことになっていて、休暇も申請済みなので、うーん、予定が狂うのは困る。のだが、まったくもってそれは大人の都合なので。とにかくストーブの前であったかくして、悪化しないことを祈るが、幼稚園でもインフルエンザが流行っているとの事なので半ばあきらめていたが、翌月曜日、起きてみれば36度3分まで熱は下がり、本人もいたって平気そう。大病したとはいえ、よくまあ、元気になったものだと思いつつ、寒さの中、二人で自転車を走らせて保谷まで。週始まりの7時台の通勤快速は、当然ながら激込みで、身長111cmの航はすっかり人混みに押しつぶされそうになりながら池袋まで耐える。
その後は下り方面、混まないので順調に蓮田まで。1時間に一本のバスの到着まで中途半端に空いた時間を潰して、9時半には病院到着。採血、MRI、診察、と 滞りなくことは進んでこれまたバスの来ない11時台だったので、20分少しかかる駅まで歩く。朝よりは日が出てマシとはいえ、気温はキーンと冷たいが、文句も言わず歩く航を見てると頼もしくなってくる。
腹も減ってきたので、駅に向かって最後に曲がる道の角の味噌ラーメン屋で少し早めの昼にする。去年、退院してから4ヶ月目くらいの外来時に、航が一人前平らげてあっけに取られたところ、今日は僕と合わせて二人前を注文したのだが。
航の箸が進まず、そのうち、その場で吐いてしまった。どうやら昨日来の鼻水と痰が喉に絡んでうまく飲み込めてなかったようだ。あわててトイレに連れて行き、吐いた物を拭き、残りのラーメンを自分の胃に押し込み、お店には平謝りで退散。他の客がいなくて良かった。航はと言えば、吐ききって楽になったようでその後は元気に帰宅。焦るねー。
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