栗原だより

太ももの内側が。。

季節外れにめっきり寒さの戻った子供の日。練習には行けずじまいではあったが、その分、子供の相手。ストライダーを駆る航のスピードはかなりの域に達しており、こちらを見上げて「おとーさん、走って。」とはっぱをかける。この反復が実はかなり厳しくて、時には三輪車での対決を強いられたりと、こちらにとっては非常に辛いフォームのため、普段使わない筋肉がピキピキと来る。

明けて6日。今日は車でお出かけ。今までは東久留米のトヨタレンタカーだったが、新座のニコニコレンタカーに乗り換え。出産予定の病院へ車で行ってみたり、出産後の準備の物を由紀の実家に運んだり、赤ん坊を寝かせるバウンサーを買ったり、古道具の家具を物色しに行ったり。巷では平日なので、そこまで道も混んでなく、いろいろと用を済ませられて満足。

中古車利用で安く、ってことらしいですけど、レンタカーってこんなもんで十分ですね。また借りよっと。

エーシー♪

5月4日はいつからみどりの日だったか。4人のうち、三人が首都圏にいるワタシの兄弟。大学進学とともに上京したのだったが、今はワタシが埼玉、妹が神奈川、で兄が都心に残る。連休だしってことで、この兄宅に集合。同じく都内に住む母方の従弟とその姪も来て、賑やかな午後。

しかし、子連れの外出はなかなかしんどいもので、しかも航は誰に似たものか、この年齢なら仕方ないのか、人混みが苦手らしく、西武線を降りた時から、ずっと「抱っこ」。しかも「爆睡」。約15kgを抱えて歩きまわるのはかなりの負荷。腕のみならず腰にも来る。お出かけはすなわち筋トレなのです。帰りの新宿までのバスでもまた爆睡。池袋までの山手線も抱えたまま。このまま発車の近い急行の西武線も座れずに修業は続くか、に思われたが、なんと。座っていた高校生らしき三人の男の子たちが、由紀のお腹を見て、さっと立ちあがり席を譲ってくれた。ACのCM効果か？。このくらいの若者が行動に出てくれると気持ちがよいものです。

ただし、ワタシの筋肉はこの時すでに限界を超えており、帰宅後の食事を済ませてすぐにベッドへ直行。肩の筋肉痛に加え、猛烈な腰痛で、アラームもなんのそので、起きられず。自転車もお休みとなりました。

ゴールデンなので

10連休。とはいえ、毎日走ってばかりいるわけにもいかないのが現実で、２９，３０と軽く走って、1日は雨予報。降りだす前に行っときますか、の超早出。のつもりだったが、早々に雷などもあって、断念。じきにばらばらと降りだして、残念。と思ったら、昼に向けて雨はあがって、なんだ走りにいけるかもと思ったが、とんでもない暴風。あきらめてしっかりお休み。翌2日の来客に備えて、掃除や買い物など。

 

で、その来客とは。後輩の知り合いの女性のカメラマン。妊婦を含む家族の写真を撮りたい、との希望に、時期的に我が家がビンゴ、だったわけで、初夏の日差しに恵まれた2日、お昼過ぎから2時間ほど。とてもきれいな写真を撮っていただきました。モデルもいいしね（笑）。

脱JCOM

エコポイントだか、地デジ化だか、オール電化だか、梅干し殿下だか何だか知らないが、ま、テレビはひとまずないと困る、かな。ただ、下関の田舎育ちの身としては、テレビなんてものは、NHKと、教育テレビと、民法数局なのが当たり前で、BSだとかCSなんてものはカンケーないと思っていた。ところが、ある年に帰省してみると、実家のテレビで親父が得意げに”AnimalPLANET”だとか、”DiscoveryChannel"などを視聴しておるではないか。え、新宿暮らし（当時）の俺が地上波のみの環境にありながら、この本州の端っこで、Jsportsでツール・ド・フランスも見られるっつーのはどういうことよ？！（それにしても、この世代の親父ってのは、なんでこの手の番組が好きなのかね。昔でいえば野生の王国とか）。

答えは簡単、一大ケーブルテレビネットワーク、JCOMが、、遠く下関をカバーしていたわけで、調べてみると、当時新宿をカバーしていたCATVでは、JSPORTSが見られないしょぼいチャンネルラインナップ。ワタクシ的には、「ああ憧れのJCOM生活」だったわけで、ロードレース見たさに、スカパーのアンテナを立てたのであった。ま、こんとき（2003年）のツールは、かなり面白くて、その甲斐もあったというもんだったが。

その後、杉並に越して、とうとう憧れのJCOM生活。そしてここ栗原でもJCOM生活は続いていた。が、どうにも下らないチャンネルが多すぎる。おバカなアメリカの高校生の吹き替えドラマなど見る気もしないし、だらだら垂れ流される通販もしかり。韓国ドラマのファンでもないし、今時のカウントダウンも興味なし（←おっさん）。固定電話とネットの環境もお世話になってるとは言え、こちらの意に反した膨大なチャンネル数に、相当の額を毎月払うのもばかばかしく、その上、JSPORTSも「plus」なんてものができて、これが見たけりゃ、月額＋1000円、ってのも納得いかない。ちょっと殿さま商売なんじゃない？ってわけで、家庭内仕分の結果、CS抜きの契約に変更して、約３０００円のダウン。そして、新宿で使っていたスカパーアンテナの復活、と決定。JSPORTS３チャンネルパックで、ダウン分の金額と同じくらい。それも、ジロ、ツールの季節のみかな（ほかはそんなに見ないし、見たいけど、見られるとも限らないし、録画してまでは見ないし）。チューナーが最新じゃないからHDでは見られないけど、だからどう、というほどでもないし。今後の予定としては、今見ているブラウン管テレビが壊れた時には、完全JCOM切りをして、普通に地デジ化、のつもり。

エコポイントだか、地デジ化だか、オール電化だか、梅干し殿下だか、省エネ家電と言われて振り回されるのは御免なのです。乗せられて買い替えはしないのです。古いものは大事にするのが一番なのです。

てな訳で、先日スカパーアンテナ設置、チューナーのセッティング完了。で、ジロがお楽しみなのです。別府君、期待してるからね。

逸材?!

ここ栗原に移り住んで3年半。最寄駅はひばりヶ丘。東京方面を基準に考えると、どこが「丘」なんだよ、って思っていたが、埼玉方面から見てみると、志木側からひばりヶ丘まではかなり登っていて確かに「丘」。練習がハードだったときは、志木市役所わきから延々と10kmくらい「坂」というほどの傾斜ではないにせよ、だらだらと登り続ける道が意外にしんどい。

そして我が家のすぐ目の前は、御覧のような激坂である（中腹の茶色い家の手前を曲がるとウチ）。地元のお年寄りは、右手に設置された手すりを掴んでふうふういいながら登り、自転車の方々は、ここまでにつけた来た加速も惜しげもなくあっさりとあきらめて、ミラーのあたりでさっさと降りて、押してあがるのがお約束。シャカリキ風にいえば、「この坂は危険ですから、乗って登ってはいけません」的な感じ。

おじいちゃんおばあちゃん、ヘモグロビンちゃんにとどまらず、部活帰りの威勢のいい中学生高校生ですら、この坂を足をつかずに登りきることはまず、ない。この三年半で、登り切った人は僕の見る限りでは三人いたかどうか。

ワタシとしては、ここを三人乗り仕様ママチャリ（丸石のフラッカーズ）に航を乗せて登りきれるのが、自転車乗りとしてのプライドと自慢。息子も「おとーさん、どんな坂も登れるねー」と、ヨイショしてくれるし。

「子供乗せて坂道はたいへんだから、アシスト付きの自転車が欲しいわ♥」なんていう主婦もいるのかもしれないが、アシスト付きの自転車なんて、アームストロングくらいになってから言いなさい、ってなもんで、世の中皆さん、えっちらおっちら走っているのだよ。

ところが、おととい遊びに来た由紀の妹。4歳になる息子を自転車の後ろ座席に乗せてやってきた。外で遊びたがる子供たちのリクエストで近所の公園に行くことになったのだが。ワタシは素走り、航はストライダーで先行して家を出たのだが、後ろから上記の仕様で、自転車に乗ったまま追い付いてきた（らしい）。まさかね、まさかね米倉斉加年と思っていたが、公園からの帰りは、この坂の上の道から迂回して、この画像、右手下から僕らが追いかける形でもどってきて、どうせ、坂の途中で降りて押してるだろうとおもったら、こちらがふもとに付いた段階ですでに姿はなく、家に戻っていた！。すなわち、4歳児16kg含め、ロードレーサーなら、5台分くらいの重さのママチャリで、この坂を登ってしまったのであった。

たまーに、「たまたま始めたロードレーサーで、誘われたから乗鞍来たんだけど、入賞しちゃった」、みたいな人がいて、10年以上地道に踏ん張ってる素質のないワタシのような人間がほぞをかむようなことはあるけど。ウンドーシンケーはいいとは聞いていたのだが、恐るべし、30歳、一児の母。

では一句。

いつもの練習コースの一部が、ハイクコースだそうなので、ワタシも一句。

 

菜の花や、ああ菜の花や、菜の花や。

 

あ、その俳句じゃないか。

しかし、この時期菜の花きれいですね。物ジャーにも合うし。

 浅倉さん提案の、魅力満載の練習メニューなのであるが、時間制限ありの身なので亀ローまで。その代わり、と言ってはナンだが、往路は先行する小村君に追い付いて、そのまま二人で向かい風を突いて、清澄まで。いやはや、年寄りの冷や水、とはこのことかも（汗）。

午後は、義妹が、子供を連れて来訪。航と半年違いの従兄と二人、男の子のパワーさく裂で、45歳の父親はかなりグロッキーなのでした。

 

 

寒かったり暑かったり。

土曜日はしっかり予報どおりの雨でお休み。でもなんか時々晴れたり、ヘンな天気。で、今週も掃除などして。

 

日曜日は、午後から町内会の総会があるので、少し早出で走っておきたい。予報によれば、しっかり晴れて、暖かくなる。はず。とはいえ、朝の5時半過ぎ。七分丈のレーパンに、アームウォーマ、念のためお腹には腹巻代わりのハンドタオルで、玄関を出ると、北風が寒い。あわてて家に戻って、ウィンドブレーカを羽織ってリスタート。走るほどに寒いし、風も強い。羽根倉橋東で、物々しくパトカーが集まってるのが見えてきて、後ろからは救急車のサイレン。さては風もあって、派手にやらかしたかな、と思って近づいてみると、タダのネズミ捕りの準備でした（救急車のサイレンは無関係）。こいつら、節電以前の問題だな。

 

集合場所を6時半に通過して、一人向かい風を突いてペダルを回すが、とにかく北風がきついので、25km/hがやっとの体たらく。こんな状況でひとりなのは、心が折れそうになるが、なんとか岩殿までは行くべしと、我慢して走っていると、戸守を過ぎたところで後ろから、4人組がおはよーございますの声とともに通過。ポンジャー一人に、飛田さんの姿も。少しおケツをお借りして走っていると、ポンジャーの方から手招き。それではとお言葉に甘えてローテに加わる。いや、人が増えるとこんなに走りやすいもんですかね、わかってるけど。ローテの合間にポンジャーの方が「柳瀬です」と御挨拶。あなたが柳瀬さんでしたか。お名前はかねがね、こんなところでお声掛け、ありがとうございます。さらに早出の大木さんとすれ違いつつ、しばらく快適に走った後、清澄へ向かう4人と別れてまっすぐ巖殿到着。今週も時計とにらめっこしながら、山村坂の反復5回。これやってる間にさっきのメンツも回ってきたので、一緒に行ってればよかったかも、とか考えつつ、追い風の帰路につく。巡航速度は往路とは時速10キロ以上速くなり、風も少しは弱まってるみたいだし、ぞろぞろと向かってくる大勢の自転車野郎どもが、夏仕様のカッコなのを、てめぇら、出てくる時間がおそいんだぜ、と、腹の底で勝手な優越感を持ちながら帰る。

 

昼飯食って、航連れで近所の集会所で総会。今年一年つとめた、地区部長のお役目も今日で終了。会長さんの長いお話と、長い長い会計報告その他の議事の間、航はワタシの膝の上で爆睡。終わった後は川にカモのえさやりに踏切見学ツアーin東久留米と、息子なりに週末を楽しみにしているという妻の言葉を素直に受け取って、つかれた体に鞭打って、相手をするのでありました。しかし二人乗りのママチャリって、ほぼ拷問。

すっきりでしっかり。

まるまる2週間、週末の多目の乗り込みも含めて14日間の乗り続けと、年末の紛失以来ようやくの免許再交付のために鴻巣までの国道17号をダンプに前後挟まれてのビビリ走行や、春特有の強風など、走った距離以上（1100ｋｍ/2w）にどっぷりと疲れは溜まっていて、弱気な雨予報に日和って、土曜日は走らず。5時に起きたタイミングでは降っておらず、雲の動きをチェックすれば、こりゃ確実に来るなと思いつつなかなか降らない空を眺めながら、こんなことなら行けばよかったとか、それでも7時くらいにパラパラ来た雨に、やっぱり行かなくて正解だったと安心してみればすぐ止んだりして、こんな程度で天気予報以上に弱腰な自分に逡巡しながら、結局は家でだらだら。とはいえ、あまりに何もしないのも罪悪感に駆られて仕方ないので、そろそろ暖かくなってきたところで、水仕事でもしますかってことで、窓拭きやら庭掃除やら。それはそれですっきり。

 

日曜日は、その分、がつーんと走るか、と風呂敷ひろげては見たものの、実際走ってみると、そんなに疲れが抜けている風でもなく、明覚の休憩のあと、お久しぶりの杉浦さんと二人で、松郷回って引き返し。行きは追い風のハイペースということは、帰りは向かい風なのは当たり前な話であったが、途中からRedreyなおっさんの引っ付き虫が気になって、よせばいいのにヒートアップのペースアップ。杉浦さんと二人で帰るとこういう展開多いなあ。なんで？。120km程でしたが、それはそれでしっかり。

午後はお決まりの航の相手。昨日の掃除の続きとか、ストライダーで走りまわったり、夕食後、起きていられないくらい引きずりまわして、航も疲れたようだがこちらもぐったり。今週も良い週末でした。

ハウマッチ

1バーツは約３円とお考えください。

 

ってころの、オヅラさんは、良かったんだけどね。なんでまた、あんな肩パットスーツの薀蓄野郎になっちゃったんですかね。

冬場は、手袋がじゃまで、なかなか拾ったその場で写真を取るのがおっくうなんですが、拾うものは拾ってますよ。

 

四谷へ向かう外苑東。西麻布を過ぎての三叉路で１０円。その直後の墓地下、タクシーの休憩行列の脇で１００円。打ち合わせ終えて、家路を急ぐ新宿通り、御苑前あたりで、怪しく光るコイン。光り方がしらっ茶けてるし、手にとってみた図柄も変だし、こりゃどっかのスロットのコインかなと思ったが、裏返すとどなたかの肖像。とりあえず拾って調べてみると、失礼しました、プミポン国王様でございました。5バーツだそうです。

昨年の１１月の２５セントに１ダイム、50ウォン、今年は、台湾の１円に５ユーロセントに続いて、タイの５バーツ。なかなかインターナショナルです。

良く言えば、観察眼が鋭い、ということにして。

4月突入で7時発がデフォルトなわけで。昨日の疲れをべったり引きずりながらベッドから這い出して、今日も6時過ぎに家を出る。昨日とは打って変わって、寒い北風。集まったのは、山本山本小村志村大木小湊そして小村君の友達ナカダイ君。って、え、半パンに、アームウォーマーだけですか。若いっ！。ってか寒いでしょうに。デキモノで引き返しの大木さんを除いて、6人で出発。二郎さんがしばらく一人先行していたが、強めの向かい風で集団吸収して、ローテを回して負荷分散。先頭が回ってくるのが憂鬱な向かい風を辛抱辛抱。大東文化大坂をしのぎ切って、巖殿トイレ休憩。今日はお昼ご飯当番なので、半端な残り時間に悩んだが、ここでリターン。とはいえこのまま追い風でぬるーく帰るのもナンなので、殿岡クラシックコースへ回って帰って100km。空腹をこらえ、買い出しなどしながら、SEIYUの駐車場で1円拾って帰宅。SEIYUでは、ビール類のパック売り、箱売りが、「節電のため冷やしてません」と書いてあったが、こんなものをいちいち冷やして売るようになったのも、この20年に満たないんじゃないかと記憶がよみがえって来た。考えてみれば、バカみたいな世の中を過ごしてきたものだと思う。

あさりのスパゲッティを作って大盛りで御馳走さまのあとは、航と近所の公園。50m程のコースを何度も何度もストライダーで往復する航に付き合ってダッシュ。朝の練習より、こっちの方がはっきりってきついかも。と、買い物に行っていた由紀から、荷物持ちのSOSが入ったので、家に帰って今度は14kgの航を乗せて再びSEIYUへ。これがまた、我が家の前の激坂を登るのがきつい。辿り着いて、由紀から荷物をバトンタッチして、さて出発の足元に10円発見。三歳の子どもにも「お父さん、よくお金拾うねぇ」と言わせてしまいました。こういうのって、教育上良くないのかな。