近頃、クラッシックだとか吹奏楽だとか流行ってるらしい。所ジョージの番組あたりでも「もうひとつの甲子園」的な一生懸命な高校吹奏楽部員の姿が放送されたのもその一因のようだ。かくいう私も今を去ること25年前からの3年間の高校生活は吹奏楽部でバスクラリネットを担当して練習に明け暮れていたのだ。それまでは楽器の経験もなく、楽譜を読むこともできず、50人あまりの楽団の中でたった1本しかない楽器を任され最初の数ヶ月は辛くて辞めたくて仕方がなく、だったらなんでそんな部活に入ってしまったのかというくらいな毎日であったが、続けていればどうにかなるもので、夏休みに入るころにはそれなりに様になってきて楽しくなってきたものだった。楽団としての実力は県内でも有数で、3年間とも県大会は突破、地区大会でも常に上位であったが結局全国大会にはいけずじまい。しかしまあ、よくもあんなに朝から晩まで練習したものだ。全国大会が開かれる吹奏楽の甲子園、環七脇の「普門館」そばを、今通勤で毎日走っているのも感慨深い気がする。
昨日の練習のあと、なんとなくそんなことを思い出して、ラックから当時のコンクールやコンサートの「カセットテープ」を引っ張り出して聞いてみた。カセットなんていつ以来?巻き戻しってこんなに時間かかるんだっけ?。A面、B面裏返すのか。。それにしても25年も前か。僕が生まれる25年前は真珠湾攻撃してたんだもんなあ、昔だな。試験前は練習はナシかと思ってると、クラリネットの一年先輩から、よく言われたものだ。「一日練習しないと、取り戻すのに3日かかる」。その人はいまや某国営放送楽団の奏者だ。すげ。
と長い前置きであったが、こんな雨の日、少しは早く帰ったので、ローラーくらい回しときました。オキナワってアマチュアロードレーサーの「甲子園」らしいですから。ほんとか?
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