東京が大雨だナンダといっていたころ、能登半島が大変なことになっていた。ツール・ド・のとという能登半島を3日かけて一周する自転車のイベントが秋にあって、いままでに5回参加してきた。レース志向な人たちにはあまり縁のないイベントではあるが、まだタバコもやめていない35歳の調子こいた自転車オヤジにはどんぴしゃりであって、一日に100km以上走るなんて、俺ってすげーとか思いながら嬉しげに走ったものだった。初日は松任から輪島、2日目は能登島まで、そして松任に最後に帰ってくるまで、先頭を地元の実業団選手が引き、適度に休憩と食事とが準備され、ほどほどの自転車愛好家にはこの上ない運営の400kmあまり。自分としてはだんだんレース志向になって関心も薄れて来ていたが、去年あたりは、年に一回くらいはこんなのも悪くないなと思って走ったイベントだ。ニュースで被害のあった地名が出るたびに心配である。北國新聞の旗を振って沿道で応援してくれていたようなおばあちゃんたちが避難所生活をしているのだ。こんなワタシにも何かできることはないものか。
能登半島の地震のニュース今朝も報道されていました。中継は輪島市門前仲町の海岸線。恐らくツール・ド・能登のルート上でしょう。約半年前に通った道のあまりにも変わり果てた様相に言葉もありません。一日も早く変わらない日常が戻りますことを。
投稿情報: kotobuki-1 | 2007年3 月27日 (火) 08:09