年度末の道路工事と大差ないような、予算消化の業務の山に押しつぶされそうなヘビーさと寒さに凹みがちになり、ついつい自転車にまたがることすら遠ざけてしまう。さすがになにか焦燥感と罪悪感の入り混じった気持ち悪さに土曜日はローラーをようやく一時間。午後からはお墓参りと飲み会であったが、メンバー的にも気持ちもほぐれ、酔い覚めも良いので、なんとか起き出して日曜は7時過ぎに出発。8時隊の結成もかんがえたが、今のコンディションではひとりで黙々と走るのも良かろうと走り出すと、志木あたりで、すでにお帰り中の戸井さんとすれ違う。ホントに朝一番早いのはパン屋のおじさんより戸井さんです。運動公園を通過したのは8時過ぎ。なかなかに北風も強く、ひとり走りの身に凍みる。それでも、ぴちゅるぴちゅると雲雀の鳴く声も聞こえてきて、季節は確実に流れていることを感じつつ気持ちを立て直す。向かい風に30km/hも出ない走りにはほとほと情けなくなったが、川島あたり(?)でお帰り中の上村さん、杉本さんとすれ違う。あーみんな走ってるのだ、と思うとまた少し気合が入る。物見山に直行のあと、周回を一周。缶コーヒーで一息入れて、冷えないうちにリターン。打って変わって追い風に乗りつつ走っていると、志村さん恒川さんと高坂付近で合流。こうして走ってさえ入れば、誰かいるのだというなんともいえない嬉しさを感じつつ、列を組んで、往路よりも10km/h増しの巡航速度。ひとやま走ってお疲れ気味なお二人からの「長めに引いてねー」のリクエストに答えて、ACRまでグリグリ機関車で帰ってきましたよ。いやー、自転車ってほんっとにいいものですね、と思った週末でした。帰ってからは、灯油、オムツの買出し、北側に残った雪の始末。仕事も生活も自転車も。もうすぐ42歳の春なのだ。
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