栗原だより

さわやかに

ワタシの会社は世間一般的に見ても、きっちり分煙されているほうなのだろうけど、ベランダ手前にあるその場所のせいもあって、その日の風の状況によってはわずかな扉の隙間から臭う。それ以外にも喫煙室の吸煙装置のフィルターが汚れてくると、やーな臭いが染み出してくる。人の出入りのわずかなタイミングでも、吸わない人間にとっては気になる臭いが出てくる。ほぼ8割の高い喫煙率なのでこっちの体調がイマイチだったりすると、それだけで頭痛の種にもなるくらい。で、年度が変わって、オフィスの席替え。期せずして、かなり離れた場所に移動した。かなり気持ちよいです。百害あって一利なしなどとは、やめたからじゃないとわからないことかもしれないです。

本も読まないと。

三月からこっち、ワタシの記録している限り、1週を除いて、7週間に渡ってずっと月曜は雨。すなわち電車。しかも新学期、新年度のこの時期は混むし、今日はその上、あちこちで事故だとかで遅れまくり。そんなヤナこと尽くめの電車ですが、いいところもなくはない。激混みでなければ本が読める。新潮ムックに掲載の「サクリファイス外伝」。あのエース石尾の若かりし頃のお話。なかなか面白かったかな。サクリファイス自体は、本屋大賞を次点で逃しましたけど、この作家、ロードレース、というか日本のロードレース事情がよくわかっているようで、我々にとっては非常に現実的に面白い読み物になってます。新潮ムック、他のお話も面白そうなので、帰りの電車が楽しみです。早く帰りてぇ。

別腹がおなかいっぱい

個人的にはひさしぶりぶりの周回練！と張り切って4時半に起きてはみたものの、鼻の奥が少し腫れた感じで痛い。そういえば夕べは由紀にイビキが、とも指摘されたし。着替えてトースト三枚食って準備も整えたが、天気もあまりよくなさそうな予報で寒さに追い討ちをかけられてはまずいので、DNSの旨書き込んで、しばらくして新聞取りに出てみると、結構な降り。まー仕方がないと、練習しない理由（言い訳ともいう）に裏づけもできて引きこもる。こんな日があるもんでなかなかストーブも片付けられない。今日は午後から来客なので都合もいいかと、掃除に取り掛かる。よくよく見ると、先日来の黄砂で意外に汚れてました。15時過ぎになって、N君、Kさんペアと、Mさんの3人来客。ウチにチビがいるので明るいうちにお茶の時間をということで、皆さんおいしそうなお菓子をたくさん持ってきていただき食べ放題状態。赤ん坊とは言え、男は男なのか、生きるための本能なのか、女性にはすんなりなじむ航も、男性陣ふたりの抱っこには本人たちのぎこちなさもあって、微妙な表情なのがおもしろい。すぐに慣れましたが。ひさしぶりに甘いものでお腹を満たす至福のときでありました。今度はぜひぜひ泊まりに来て下さいませ。

爆走のち爆発！

土曜は、珍しく風が弱め。復活（祝）のひゅーずさん含め、今日も15人超の盛況ぶり。二郎さんの「まったりモード」をあてにして先行グループでスタートしたら、やっぱり世の中そんなに甘くはなく、メンツがいいというのか悪いというのか、丹羽、山本×2、上村、大川、モリモリにワタシで快速特急。43km/h巡航で爆走。いやあ、自転車ってこんなに速い乗り物なんですね。亀ロー到着後は周回練に行く皆様と別れて、後続カバ坂組と合流。帰りの時間を気にしつつ、カバ坂ふもとまで。で、今週もそれなりに前に出て。カバ坂ってふもとまでといいながら、結構そこまででご馳走様ってくらいきついっす。ここまでの終盤上がってきた皆さんをやり過ごしてリターン。やはりリターン組の志村（だ）さんと二人で帰りも爆走。法定速度どおりのスピードで帰りました。志村（だ）さんのフォームはしなやかで安定していて、無理なく速い。一緒に走っていて参考になりますです。

さて、金曜に買ってきた「岡本太郎鯉のぼり」。2年前に偶然見つけて甥っ子にプレゼントしたものですが、念願のわが息子の初節句に。さっそく庭に飾ってみました。爆発なのだ。かっちょいいーです。

42歳の春だから

高校野球のお兄さんたちは、常に年上だと思っていたのに、いつの間にか年下となり、あらためてみるとみんな結構華奢なもんだなと思い始めたりするとじぶんもそれなりに年をとったと実感する。そうこうするうちに掛布が引退した年を越え、千代の富士が引退した年を越え、同年代の古田や池山が引退し、若手ぺーぺーだと思っていた今田耕司でさえ結構えらそうな扱いをされていたり、スタイルのよさが売りだったはずの松下由樹が、すっかり開きなおったオバちゃんキャラで定着している様は、自分の年齢を振り返るには充分すぎる事実かもしれない。などと思っていたら、ケーブルテレビでやっていた「天才バカボン」。パパの歌というものがあり、その歌詞に「～特別の愛でふるえて欲しいの、41歳の春だから」という一節が。とうとうバカボンパパの年も越えたらしい。デューク東郷でさえ30代らしいし、ガッチャマンは18歳だし、マスオさんなんて28歳だし。波平なんて、57歳の義父より年下だ。現代の日本人がいかに幼稚になっているかって気もするけど。42歳の春だから、もっと責任持って行動しなくてはいけませんな。

ウルトラならCよりDですが

近頃、荒川あたりを走っていると、自転車のりが増えたなーと思う。日々の通勤でも以前に比べて格段に増えている。おそらく多摩川方面でもそうだろうし、あっちは人が多くて大変だろうな。新座のはずれから6時に家を出て、8時半には鳩山まで走って10時過ぎには入間大橋あたりまで帰ってくるようなペースなのは我々くらいなもので、多くの人は対抗車線をすれ違う。同じ道を走るものどうし、すれ違うときには軽くアタマくらい下げて挨拶をするように心がけているが、意外に「ひとり」で走ってる人が多い気がする。自転車なんてものは、幼少期のたかが1日を費やして何度かの転倒にめげずにがんばれば誰でも乗れるようになるものだし、免許も要らないし、そこそこのロードでも買ってペダルを踏めば、その爽快感に酔いしれることはできるし、新鮮な発見もあるだろう。かく言うワタシもロードを買って最初の2年くらいは、通勤に乗るのみで、気が向いて走りに行くときはひとり。どこにどんな道があって、どれくらい走れるのかなんてあまり考えていなかった。地図持って道志道走って感激してたり。それが最初のショップのチームに入って、多摩川方面のコースを走るようになり、物足りなくなって今のチームの練習に混じって荒川方面を走るようになり。そうなると格段に走るのが面白くなった。ルートのことはもちろん、機材のこと、日々の生活のこと、いいことも悪いことも他人のことは勉強になることばかり。どの位のレベルの人がどのくらいの練習をしているか、それが自分にできるかどうかは別にして、ひとりでは気づかないことはたくさんあるのである。また、なによりも「時間を決めて一緒に走る」ことが、サボらないことの大きな原動力。おひとりの皆さん、どこか良いチームを見つけて走ってみるといいですよ（ってこの日記見てる人には関係ないか）。
と、まあこうして走っているわがチームなのであるが、客観的に見ると（客観的じゃなくても）、JCRCの「Sクラス」だらけであった。とはいえみんな最初からそうだったわけではなく、それぞれ努力してSクラスに上がっているところがマブシイところ。この一年で3人？4人？トントンと上がっていってしまってる。Sまでとは行かなくても他の人もみんなクラス上げてるしなあ。あんまりJCRCにも出てないから仕方ないけどワタシがこの「Dクラス」から抜けるのはいつのことでしょう。レースに出ないと身につかない勘ってのもあるしね。息子が気づく前に、少しは上がっとかないと。ああ。

コッカコームイン

どこかのニワトリの鳴き方ではない。国家公務員として

●消防隊員
・引き締まっている
・走れる
・常に緊張感

●警察官
・太っている
・走れない
・場当たり的

決してみんながそうじゃないとは思いますが、夕べ見たNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」と、いつも通勤路で見る、そして今日から交通安全運動で一時的に増殖するおまわりさんを見ている限りそんな気がする。ここのところ犯人取り逃がしのニュースばかりだし。柔道や剣道ばかりやっていてもね。。あくまでイメージですけど。がんばって欲しいんですけど。

鼻が効かねぇ。。

ぐるぐる回る山手線は、1周約60分あまり。池袋から乗り換えて田町で降りると約30分。つまり、池袋で既に乗っている人が田町まで乗るということは、ほぼ最長時間であるということであり、それ以上の距離を乗るなら反対周りの方が時間はかからないはずで、大半の人はこの間にどこかしらの駅で降りていくはずなのでアール。しかも途中には他線乗り換えの日暮里に秋葉原に上野に東京と、いくらでも降りる理由のある駅があるのでアール。なのに。昨日に引き続き雨の通勤。池袋で私が見定めたおばちゃんは、花粉症なのか、時々マスクをはずしては鼻をかみつつ、少しも降りる気配を見せず、東京駅ですらスルー。なんと浜松町で席を立ったのでした。電車で座る、ということにほとほと縁がないようですな、ワタシ。

乙女心

金曜にあれだけ伸びていた髪をばっさり切ったのに誰も「髪切ったね」って言ってくれません。。。。「なんか黒くない？」とは言われますが。

おまえもなー。

先週に続いて今週も月曜は雨。しかし通勤の電車は好きではない。満員の西武線、隣のヤンサラ（とは言えおそらく30代半ば）が読んでる文庫本をつい、目で追ってしまう。ミモリがモンスターに吹っ飛ばされ、なんとか自力で立ち上がる（無傷なわけねーだろ）、とか、ロッシィは閃光玉（そんな都合のいいものどんな成分でできてるんだ？）を探すが見当たらない、とか、父を超えるのが（背負わなくていいコンプレックスを自ら課してどうする？）どうしたとか。文庫本かと思ったら、なんだどうせゲームのノベライズだろ。一心不乱にエロ文庫読んでるおっさんもよく見かけるが、若いやつもレベルが低い。こんな本を朝から読んでるから、現実が直視できないのだ、まったく。だいたい近頃の映画にしても、意味不明なファンタジーとやらが、精度のあがったCGのせいで薄っぺらいリアルな画像で展開されていて、世の中全体が重さのないふわふわしたものに感じられる。文明が進みすぎていつか崩壊するという繰り返しが過去にあったというのは、なまじウソでもないかも知れない。そんな憤慨を胸に納めて乗り換えた山手線。先週は前の兄ちゃんが新橋野郎で失敗。今日の私も土日の乳酸が両ももに溜まっているのでできれば座りたい。ところがー。先週に輪をかけて、今日の僕の前に座っているおっちゃんは、なかなか降りない。東京でも降りないし、新橋でも降りないと思ったらなんと同じ田町駅で降りたのだった。池袋と田町は山手線ではちょうど反対に位置していて、普通に考えればこの間は最長距離のはず。このおっちゃん、池袋より前から乗ってませんか？？。座りたい、なんて思ってるから2週続けて罰が当たりましたかね。がっくし。