交通安全強化なのか、近頃都内の主だった交差点に、オマワリさんが立っている。しかしまあ、これが例によって決まりきったことしかしないし、杓子定規な上に無知。先日も上馬の交差点(ここは環状7号線と246号の交差する大きな交差点で、右折信号、時差信号とナカナカに複雑)で、ワタシが平和島進行方向に「直進青信号」で突っ込んだところ、立っていた婦人警官が「信号守ってくださいぃー!」と、すごい形相で迫ってきた。上の信号指差して「直進だよ、どこ見てやがんだー」と答えて走り去ったのだが、思わず斜行して転ぶところであった。基本的に、246側の強引右折車を見張ってるのが彼女のミッションだと思われるのだが、並行している歩行者横断歩道が「赤」なのを見て、反射的にワタシに注意をしたくなったのだろう。困ったやつだ。環七もそのまま平和島方面に向かうと、南千束の交差点手前では、いつも側道にダンプが数台止まっていて、その先の左折レーンに入りたい車両が右折レーンにはみ出して、玉突きはみ出しで渋滞した車があふれていて、陸橋本道に向かって行く車にぶつかりそうなのである。50m先の交差点には、数名のオマワリさんが立っているのだが、我関せず、俺の仕事じゃないもんね状態。青梅街道でも、中野警察前には、クールファイブか東京ロマンチカのように、歩道沿いにずらりと並んだおまわりさん。朝の時間限定、バスレーンを走る車両をチェックするために、こんなに人数いるのかってくらい。その手前では、何台もの自転車が、信号無視して突っ切ってるって言うのに。「起こしてしまった違反を取り締まる」より、「起きないように予防」をするのがスジなんじゃないかと思うのだが。ストーカーもそうだし、虐待もそうだし。被害があってからでは遅いのだということを、もっと当たり前に考えられないかね。
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