4月最後の30日は暦でいけば平日であるのだが、休みだけは大企業な会社のおかげで、貴重な初夏の陽気もじっくり走れそうなので、少し早いが6時半発で案内を出したものの、お休みな人もそれほどではなかったか、また時間も早すぎたか、誰も釣れず。浅倉さんと松下が30分遅れの7時発で、ということで、朝起きた段階では6時半は私一人だったのでこの際、もう30分早めて、家を5時15分くらいに出発。昨日の雨ではねた泥はそのままながらチェーンだけはルブを吹いてきれいにして。単独でスピードも上がらないので、おそらく30分のアドバンテージはすぐに埋まってしまいそうだし、平日で車も多いだろうし、通学の学生も出てこないうちにある程度山のふもとくらいには行っておきたいところ。昨日のようなにわか雨の心配はなさそうなものの、半袖にアームウォーマ、膝下パンツにウインドブレーカを羽織っただけでは、微妙に寒い。指切りのグローブのすれすれボーダーラインって感じ。進めどもウインドブレーカを脱ぐほどには温まらず、かえって脛から冷えてくる。昨日の疲れもどんより溜まっていて、よろよろ清澄をこえて、亀ロー到着。補給している間にようやく陽も射してきて、やっとウインドブレーカを脱いで再出発。ところがこれがよくなかった。じわじわと山に向かう田舎道は予想以上にひんやりしていて、be care of your ONAKA、つまりビオフェルミン的お腹急降下なのである。アスファルトの下手な舗装の凸凹でさえ、ひびく。なんとかお腹を温める手立てはないのものか。ツールなら沿道の観客からレキップをもらって腹に仕込むところだが、ここは鳩山泉井。わきを歩く小学生からノートを奪おうかと思うくらい切迫してきたが、思い出したのは背中のポケットのサコッシュ。走りながら腹巻状態にお腹に仕込んで、これで少しは持つはず。明覚駅のトイレへ急ぐ。デイリーが見えて駅へ左折すると、八高線のこの田舎の駅に初めてぇみる大群。そうだ、ちょうど通学時間なのだ。高校生がたくさん降りてくる。てめぇらトイレは学校でしろよ、と心の中で叫びながら個室のドアがそのままなのを確認してわきに自転車を止めてあらためて階段を駆け上がってみるとトイレから立ち去る、腰パンで高校生のくせにひげ面の絵に描いたような不良の二人連れ。あれ、個室の扉が開いてるし。え、あ、ホルダーに紙がない!。ぎょぎょぎょー。さっきの不良に目をやると、片手にトイレットペーパーが!。。クリートの不自由な足で追いかけるわけにもいかず、深呼吸してみわたせば、どうにか女子トイレに半歩踏み出せば届く範囲にスペアのロールを発見。事なきを得ました。ふー。その後もサコッシュ腹巻はそのままで、白石へ。ま、ここまで来たからには、こんな状態でもタイムも計らなくてはなるまい。暑くもないし、心拍見ながら終わらないように気をつけて、勾配を読みながら出すところは出す、で登っていくと、出ました!自己ベスト。しかも25秒も更新の27分09秒!。直前の軽量化が奏効しましたかね。さて、これで下れば、ちょうど浅倉さんと松下とふもとあたりで合流できるくらいの時間のはず。そそくさと下り始めると、今井君に遭遇。あれ、ひょっとして6時半に来たのかな。とにかくどーんと下って、下って下っても、二人は来ない。とうとう慈光寺のバスの転回場所まで来て、自転車止めて、ケータイで掲示板を確認すると、なんと、浅倉さんDNS。道理で来ないはず。今井君も単独だったようで。その後の身の振り方を迷ったが、もともと二人と合流して二回めを登るつもりだったし、もう一度白石へ。さっきのベストタイムもあったので、さほど気合は入らず、28分30秒くらいで登り切っておしまい。チョコパワーをお土産に頼まれていたので下ってシロクマ。ここでも自転車乗りは少なめでしたね。別に知り合いもいないので、食ったら速攻で、帰り途。三段坂からのルートをヒーヒー登って、今日も向かい風を突いて、踏む。張り合うような自転車乗りも皆無で、まったく単独。あまりにつらいので今日は「がんばんべぇ」で裏道に入って足をゆるめてACR。運動公園にたどりついて、駐車場をのぞいてみれば松下発見。単独になってしまった結果、定峰方面に回ったらしく、道理ですれ違わなかったわけで。距離稼ごうと早朝に出た割には、トイレ中断などで結局157km。あれれ。でも白石二回登ったし。ベスト出たし。医院で内科医。
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