今回のヒルクライムにドンピシャのタイミングで、宇津さんから譲っていただいたZIPPを秘密兵器にしており、このくらいのマイナーさの大会ならオレだってひょっとしたらひょっとするせなどと淡い期待を胸に、4時半に起きて準備&メシ。お通じリズムが朝1回、昼1回のワタシ。昨日のように昼間の時間に車の移動などあると、これが崩れてしまうのがいつもの悩みなのだが、ようやく朝飯の刺激でいつものペースも取り戻せて、一安心。駐車場オープンの6時にあわせて会場入り。ひとまわりするとビテスあらためflame高橋ママに久しぶりに再会。元気いいですね。ひとしきりお話したあと今回は忘れずに積んできたローラーでアップ開始。じっとり暑い。7時の開会式に並んで、スタートの移動まで二郎さんと、今回僕が誘った仕事上のお知り合いマツザキさんと待ち。
順番が来て、スタート位置まで移動。のどかなところです。Aカテゴリー(39歳以下)とBカテゴリー(40歳以上)という大雑把な分け方のなか、スタートはさらに30人ずつのグループに小分けにされて3分おきにスタート。二郎さんとは一緒にスタート!。序盤はあぜ道のような細い平坦を先を争って進む。二郎さんがススススーっと前に出るのに付いていって、ゆるく上り始めたときには、2人で先頭。茨城県民による茨城県民のための茨城県民のヒルクライムは、我々埼玉県民チーム物見山のワンツーでイタダキだぜ、なーんて思っていたら、しばらくしてもう一人ついてきて、3人で登り開始。後続は全然来ない。とはいえ、二郎さんペースではワタシは持たないので、2kmくらいで二人を見送って一人旅。後ろからもっと上がってくるかと思ったが、誰も来ないで、単独三位状態が続く。前から落ちてくる人々をどんどん抜きながら、コケっぽい路面に注意しながら淡々と登る。それにしてもやはりZIPPはかなり軽い。平均勾配4.4%と聞いていたが、思ったよりは登ってるか?。
と思ったら、下り区間出現。しかも濃い霧に視界10m。おまけにグレーチングが切ってあるし。色気出して20mmのタイヤを貼ってきたのがここでは裏目。かなり下りはやばい感じで引けてると、後続から2名が抜いていく。でも前がいるほうがこんなときは下りやすくなって、ついていってそのまま次の登り区間でその二人は置き去り。おそらくはallsportsのカメラマンと思しきカメラの前ではわざとらしくダンシングしてみたりしながらまた一人で黙々と上り続ける。平均勾配とは、どうやら下りの分を差し引きした数字だったようで、登り自体は6%強みたい(レース後配布されていたコース案内)。風返しを過ぎて一人抜かれて、深い霧に下界の景色も何もみえないまま登っていくと、ラスト1km手前からは下山車両のために道がコーンで仕切られて、走行レーンはほぼ一列状態で前が抜きにくいので、おりゃおりゃと雄たけびながら抜いていって、ロープウェイ乗り口の有料駐車場ゲートでゴール!。って、手元のPOLARのラップボタンをスタート時に押してなかったよ、ばか。先にゴールしていた二郎さんの話を聞くと、あの後2人でずっと行ったが、最終的にもう一人の方はナチュラルにいなくなったそう。そこへ、後の組でスタートだったマツザキさんがゴールしてきた。彼の手元タイム31分少々というのを聞いて、二郎さんが、げ。と一言。どうやら竹谷賢二を含む後からの組のほうが全然速かったようだ。カテゴリーからさらに細分化されてのスタートなので、自分の位置イコールクラス順位じゃないのは、ちと困るかも。トラックに収容して下山する自転車を預けて、我々はバスに乗って反対側の山を下山。会場に戻って延々自転車が帰ってくるのを待たされて、バナナ食ってコーラ飲んでようやく自転車引き取って、車に積んで宿にカンバック。そのまま近くのホテルの日帰り湯でさっぱりして、125号の先の蕎麦屋で昼飯。せっかく筑波まで来たからには、ロープウェイくらい乗っとくか、と、今来た道をまたまた戻って、さっきゴールしたところまで。霧は相変わらず深く、ロープウェイからの景色は真っ白で何も見えず。そそくさと降りて、車に乗って、いざ帰るざんす。長々と今日登った道を下っていくと、前を走るプラドの走りがややふらついて怪しい。と、急にスピードを落としたかと思ったら、窓からコンビニ袋に詰めたゴミを放り投げて走り去っていった。こんなヤツに限って、車の後ろにはお決まりの「child in car」。ろくなもんじゃないな、まったく。まずまずの天気だった週末の午後の高速はさほど渋滞することもなく、5時過ぎには帰宅。筑波の山道をいったい何往復したんだか。いい練習になりました。正式順位は、まだ出てないけど、どうだったかな。
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