朝ドラフリークのamatさんに捧ぐ。
朝の連ドラ、をいつから朝ドラと言うようになったのか知らないが、小学校、中学校が自宅から至近距離だったワタシは、8時15分からのこの連続テレビ小説をギリギリまで見て登校する子供として育ち、今でも、つまらない現代劇(大抵関西制作)の時以外は、ストーリーを落とさないレベルでは見ているのであった。時間の早いBS放送とか週末のまとめ放送もあるしね。
井上真央という子役あがりがあまり好きではなかった今回の「おひさま」だが、ロケーションや時代設定がツボに来たか、不覚にもハマッてしまった。現代の主人公の若尾文子が、人生を回想しながら話は進むのであるが、今朝の回などは、幼なじみの農家のぼんやりした息子が、兵隊にとられてしまうお話で、二人の息子を持つワタシの涙腺は締める手段もなく、パッキンも壊れてしまい、独り号泣していたのである。だがしか〜し。斉藤由貴である。
現代の主人公のファンの主婦、この回想話を聞いているという設定なのだが、時折、シーンが現代に切り替わる時のこのキャラクターの、おばちゃん風情たるや、一気に興ざめ、耐えられたもんじゃないのである。今朝に限って言えば、止めようのなかった涙を、引かせてくれて、ある意味助かったのではあるが。
ワタシと同じ66年生まれの斉藤由貴。スケバン刑事の頃、青春という名のラーメンの頃は確かに可愛いかったのにね。どうしてここまでおばちゃんになっちゃうかね。ドラマの時代の流れより、こっちの時間の流れのほうが、リアルに感慨深い。
ママドルという名のもと、若作りに余念のない、早見優やら松本伊代の、ズレたつけまつげよりはマシなのかも知れないが。
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