暮れも迫って、喪中はがきがチラホラ来るようになった。驚くのは、40も半ばの私の世代の方から「祖母が・・・」と来るのだ。私の場合、7歳のときに母方の祖母が72歳で、父方の祖母も私が高校1年のときに亡くなっているのだが、近年来る喪中はがきでは、亡くなられている方の年齢が90歳代がざらなのである(祖母:女性がほとんどだけど)。さすがの長寿大国だなと思う。
そういう我が家も今年の春先に、由紀の父方の祖母を92歳で亡くしていて、喪中といえば喪中なのであった。
ところでこの喪中はがきをもらった場合、どうすればいいのか。出したほうが年賀状を欠礼するのはそうだとして、こちらから年賀状は出していいのかどうか。こっちが出すのは構わないんだよという人もいれば、いやどちらも出さないよ、という人もいて。ワタシ的には、こちらからも出さな
いものだとしていたけど、困るのは、去年おばあちゃんが亡くなって喪中、今年はおじいちゃんが亡くなってまた喪中、その間にこっちが引っ越しちゃって、転送期間終了とかで、お互いの年賀状が途絶えてしまう、なんてことが過去にあって、別にせっかく新年なんだし、年賀状くらいは気にせず出してもいいんじゃん、とも思うのだった。身内の場合、さすがに親兄弟はアレですけど、同居していない祖母レベルでは、あえて喪中にしなくてもいいんじゃないかと。数年前に、由紀の祖父(在新潟)を亡くしたときに喪中はがきを出したのだが、年賀状がほとんど来ないので、新年のさびしいことさびしいこと。
以前会社の同僚からの喪中はがきに、「・・・なお、皆さんからの年賀状は楽しみにしていますので、遠慮なく送ってください」の一文が添えられていたことがあって、これはいいなとも思ったし、そんなこんなで、我が家は今年は喪中はがきは出さないし、年に一度くらいの近況報告には重要すぎるくらいの出来事もあったので、ウチは年賀状を出しますけど。
って、調べてみれば、喪中はがきをもらった相手に対しては、松の内が明けてから、寒中見舞を出すのが礼儀だとかで。ま、それもそうなんですけど、そこはアレ、まとめてやっちゃいたいことであるし。とはいえ、寒中見舞いにしてみようかなあ。
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